「海のそば」を現実に。 〜憧れで終わらないあたらしい暮らし
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
ステイホームを経験したからこそ 気づけたことがある。 そんな自分に合う物件に暮らせたなら、 もっと楽しくなりそうですよ。
「いつか海のそばに住みたいな」 ずっと思っていたけれど、 どこかで諦めていた「いつか」。 ふわふわとした憧れだけが、 ひそかに胸の中にあった。
家で仕事をするようになって、 少しずつ育っていく憧れ。 やがて、ハッと気づいた。 あれ、もしかしていまの私、 どこにでも行けちゃうの? 「いつか」が「いま」になる、 その瞬間を確かに感じた。 住めちゃうじゃん、海のそば。 住んでいいじゃん、海のそば!
ワクワクしながら 賃貸情報を検索しまくり、 やがて見つけたワンルーム。 どこか海外風の共有部。 お部屋に入る前から こんなにかわいいなんて、 もう決めるよ、ここにするよ。 理性を置いてけぼりにする 愛らしさにクラクラした。
ふぅと一息ついて、 いやいや中身も重要ですよと 自分にしっかり言い聞かす。 そして冷静になったところで やられました、トドメです。 このスケスケバスルーム!
なんて大胆な…!と 最初はドギマギしたけれど、 そういえばひとりだし、 スケスケへの憧れも 実はこっそり持っていたし。
「海」と「スケスケ」、 ふたつの憧れを 現実にするチャンスかもと、 自然と心は固まった。 引っ越してきてから、 ずっとやってみたかった 早朝サーフィンが 私の日課になった。
たっぷり海を楽しんだら、 ころんとした浴槽に お湯をはってゆっくりつかる。 自分の髪からふわりと届く 海のにおいを堪能しつつ、 じわじわと体をあたためる。 スケスケお風呂で 全身さっぱりしたら、 ぐうぐう鳴るお腹に 朝食をあげる時間。
ゆるんとした丸みが かわいらしいキッチンで、 ササッとサラダをこしらえる。 たまにやる気があるときは、 IHコンロでスープを くつくつ煮込んだりする。 スペースを広く使いたいから、 ダイニングテーブルは 置かないことにした。 テーブルがなくても、 キッチンの丸いところで パクパク食べられちゃうもん。
広くなったスペースには、 仕事用のデスクと椅子を。 ついついふらりと 海に遊びに行きたくなるけれど、 罪悪感なく遊ぶために やることはやってます。 引っ越したばかりで まだ知り合いがいないから、 寂しくなったら近所の お花屋さんにふらりと出向く。 ぽつぽつと話すだけで 気持ちが回復していくから、 人との交流はすごいなって 毎回しみじみ実感する。 家に帰ってくるたびに、 ほんとうに引っ越したんだと 心の中で感動しちゃう。 自分の行動力あっぱれだ、 いい決断をしてくれた。 明日も明後日もその先も、 この海が日常の中にある。 それだけで、えいやっと いろいろなことを がんばれる気がする。
不安な気持ちが むくむくと出てきたら、 この海に会いに行こう。 私の不安なんてすべて 流してくれそうな大きさに、 きっと元気をもらえるから。
文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana
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