朝4時に起きて海と戯れる日常 〜憧れで終わらないあたらしい暮らし
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
ステイホームを経験したからこそ 気づけたことがある。 そんな自分に合う物件に暮らせたなら、 もっと楽しくなりそうですよ。
当たり前だった日常が変わった 今日この頃。 仕事もテレワークになり 家にいる時間が長くなって ふと思い立ったのが 「海の近くに引っ越そう」 ということ。
そう、実は昔からの 夢だったんだ。
場所は材木座ビーチのすぐ近く。 鎌倉だって徒歩13分という 最高の立地。
平日は毎朝4時に起きる。 今まではギリギリまで寝られるからと 会社の近くに住んでいたのに 信じられない変化だ。 ボサボサの髪のまま サーフボードを抱えて 向かうのは材木座ビーチ。 歩きながらパンを頬張り 今日の天気をチェックする。 うん、今日はいい風だから 気分良く波に乗れそうだ。
昨日はコーヒー片手にサンダルで 海岸を散歩した。 ぼーっと海を眺めて 波音に耳を傾けるだけで 頭がすっきり浄化されるんだ。 海から上がったら 部屋に戻る。 ジャッジャッと足音を鳴らしながら 路地に入っていく。 ここの1階が自分の部屋だ。 真っ白な外観に 木の門やレトロなランプが カジュアルなリゾートホテルのようで 一目惚れしたんだ。 海から戻ったら 外のシャワーで砂を落とす。 このエリアならではの設備に 今でも心が踊る。 それに、この玄関ドア 船舶みたいで気に入っている。 部屋番号の書体も ちょっとリッチで おしゃれな感じ。 寝室が別の1LDKの部屋は テレビ会議が多い自分に ピッタリだ。 リビングは11帖と パソコンデスクを置いても 余裕の広さ。 程よい疲れを シャワーで流す。 小窓のある明るいバスルームに 海を連想する ミントグリーンの天井がある サニタリールーム。
髭を剃って 髪を整えたら さぁ仕事を始めよう。 時間は7時半。 今までは9時ギリギリに出社して 遅くまで残業するのが当たり前だったけれど この街に引っ越してきてからは 朝型人間に変化した。 みんなが仕事を始める前が メールの対応をしたり データや資料を作ったり ワークに集中する時間だ。 大きな窓の近くにデスクを置いて 自然光の中でテレビ会議。 「なんだか柔らかい表情になりましたね」 なんて言われたのは この部屋のおかげだろうか。 昼休みにはランチを作ろう。 これでもかってくらい シンプルなキッチンには レトロなデザインのガスコンロや 収納ワゴン ステンレスラックを取り付けて 自分好みに染めてみた。 平日に冷蔵庫の中身を見ながら 今日のランチを考えるなんて 以前の自分が見たらびっくりするだろう。
無垢のフローリングに合わせて選んだ 木のダイニングテーブル。 今日のランチは夏野菜で作った タコライス。 キンキンに冷えた麦茶を ぐびっと飲んだら 目を閉じて午後への英気を養おう。
仕事は夜の7時まで。 夕食を食べて また海まで散歩するもよし 近所のお店を散策するもよし。 鎌倉みたいに賑やかではないけれど 海老天が美味しい蕎麦屋や お弁当も評判の魚屋 レトロな雰囲気の銭湯など 個性的なお店が立ち並ぶのも この街の魅力だったりする。 朝が早いから夜9時には まぶたが下がってくる。 今までの長いスマホタイムも いつの間にかなくなった。
4.5帖の寝室には 海をイメージした ブルーのベッドを置いてみた。 朝日を感じられるように カーテンはあえて遮光がないものを 選んだんだ。 カーテンレールやタオルハンガーに アイアンが使われているのも 愛らしい。 ブラックで空間を引き締めつつも 繊細なデザインが 結構気に入っていたりする。
新しい生活の中で できないことに目を向けるより 今できる楽しみを作る方が 人生豊かになりそうでしょ。
波に乗るように 変化に身を委ねて 新しい自分を楽しんでみるのも 案外楽しいんじゃないかな。
文・よしだゆき 街散策とタイルをこよなく愛するフリーライター。元住宅情報誌編集者。築35年の中古マンションをフルリノベして暮らす2児の母。
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