2回目のプロポーズはウッドデッキで 〜憧れで終わらないあたらしい暮らし
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
コロナの流行を経験したからこそ 気づけたことがある。 そんな自分に合う物件に暮らせたなら、 もっと楽しくなりそうですよ。
長年勤めた会社を退き セカンドライフに入った。 妻が突然 「引っ越すのはどう?」 なんてひらめいて、訪れた山の中。
場所は佐賀市富士町。 三瀬トンネルからほど近い 水がきれいな有数の避暑地だ。 「すごいな、こりゃ」 見た瞬間、息を飲む。 ずっしりと重厚感のある母屋の木に 思わず圧倒される。 1600㎡の敷地に建つ64平米の平屋。 セカンドハウスとして使われていたこの家は リビングをぐるっとウッドデッキが 囲んでいる作り。 まさに、 自然の中で暮らす家 ということか。 なんて贅沢なんだ! この家のシンボルである 白い煙突。 それに、ウッドデッキの薪置場。 朝からよいしょと薪を割って せっせと積み上げ冬支度。 薪割りが終わったら ロッキングチェアに腰掛けて 水出しコーヒーを飲みながら一休み。 長い庇が 雨からも陽射しからも守ってくれる。 夏場もゆったり寛げそうだ。 なんともかわいらしい玄関ドアを開けると 圧巻のリビングがお出迎え。 入るだけで木の温もりが伝わる。 この大黒柱、太いなぁ。 「見て、両手を回しても届かないくらい!」 大きな柱に抱きつく妻は、 もうこの家に惚れ込んでいるようだ。 木材は熊本県から取り寄せた小国杉を 使っているらしい。 丁寧に組み合わされた丸太を見ると 職人たちのこだわりや情熱が 伝わってくる。 あぁ、憧れの薪ストーブ! 自分で割った薪を焚べて パチパチと鳴る音に耳を傾けるなんて 素敵じゃないか。 シングルソファを二脚用意して 妻と二人、ゆったりと夜を過ごしたい。 「なんだか冬が楽しみね」 あんなに寒いのが苦手だった妻から 出る言葉だと思えない。 なにやら、壁は漆喰仕上げで 窓はペアガラスを使って 山の寒さをしのげる作りだとか。 そんなこだわりの中に ステンドグラス作家の作品を忍ばせるなんて 素敵な遊び心だな。 カーテンを開ければ 見えるのは緑、緑、緑。 窓を開けて リビングと一続きのウッドデッキを セカンドリビングとして使うのも また良し。
周りを気にしなくていいから 音楽を楽しむのもいいな。 「あなた、またギターを弾いてみたら」 「もう何十年もやってないぞ」 時間はたっぷりある。 倉庫で眠ってる楽器を出して奏でてみよう。 キッチンも素敵だぞ。 ツヤっとした一枚板のキッチンカウンターに レンガの飾棚。 こだわりが凝縮された空間だ。 職人が手作りした オリジナルのテーブルで 食事をしよう。 「二人並んで食事なんて なんだか照れちゃうわね」 くすくす笑いながら テーブルの表面を優しくなでる。 白いタイルと木の質感が 味わい深い造作キッチン。 「レンガがあるキッチンって憧れだったのよ」 味わい深くどこか懐かしい空間は 一瞬で私たちの心を掴んでしまった。 吹き抜けのリビングには ロフトがついている。 これはかなり広いぞ。 孫たちが来たら さぞかし喜ぶだろうな。 無垢材に囲まれた ベッドルーム。 どこを見渡しても、気持ちがいい。 丁寧な板張りは いくら見ても飽きなさそうだ。 「この洗面台も造作ですって」 小窓からの陽射しで 明るい洗面スペース。 取っ手まで木で作られた収納扉や 厚みのある洗面シンク フォルムも美しい壁面収納まで どこをとってもセンスが良い。 トイレだって、無垢材をふんだんに。 窓枠まで木で作ってしまうとは 抜け目がない。 バスルームはとても機能的。 若草色の壁がホッと落ち着くアクセント。 家の中を堪能し ウッドデッキに出る。 目の前に広がる豊かな自然。 聞こえるのは鳥のさえずりや サラサラと流れる川のせせらぎ。 静寂の中で心が落ち着いていくのが分かる。 これだけゆっくりと呼吸をしたのは いつぶりだろうか。 「これからも一緒にいてくれるか」 一瞬目を丸くした妻が、ふふふと笑った。 「なにいってんの、もちろんよ」
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