商店街と原っぱと猫の街 - 大家女子の日記 11
こんにちは、 荒川区の大家女子の日々を綴ります。
ちょっと歩けばすぐ、思わずカメラを構えたくなるモヤモヤスポットに出会う街・荒川区の尾久〜町屋付近。 トダビューハイツはそんな街にあります。楽しいよ〜。
今日は尾久町屋さんぽをしましょー!
尾久の原公園はひろーーーーーーーい原っぱ。小さい頃から走り回って、凧揚げ、ザリガニ釣り、ソリすべり、落ちてるBB弾(覚えてますかBB弾!)収集、昆虫採集などなどなど… 私にとってすっごく馴染み深い公園なんです。今でも散歩によく行く。
私が小さい頃と比べると随分整備されちゃったけど、まだザリガニや小魚は釣れるらしく。 自作の小枝でザリガニを釣ってる少年と出会いました。 「かんたんだよ。ほらね。やってみる?」と手ほどきを受けました。
ウィッス…。 路地に面して植木を楽しむお宅が多いんですよね。
毎朝いるんです、このにゃんこ。 「猫を探せ!」ってクイズなのかな、って思うくらいに動かない。そして一番居心地のいいスポットを把握している。夏はジャスト日陰に陣取っている。
このにゃんこズは双璧感出ててイイですよね。色も違ってて、キャラ立ってる。
こちらは日曜日の朝9時。商店街。 百合を抱えるお花屋さん。男の背中ですぞ。ちょっとロマンチックにも見える。
お客さんは絶対、おばあちゃん店主と数分話してく。 店構えも激アツじゃないですか。フォントも色も渋い。
意図的なのかなんなのか分んない、伸びた木に看板ぶら下げてる。 おでん食べながら商店街歩くのも良い気分転換になります。ここのおでん、美味しいんだ〜
夕方の商店街は、夕飯の材料を求める人でワイワイ。
おうち帰って、商店街の野菜とお惣菜食べて。夜はしーんと静まる下町。窓を開けるとどっかから夕飯のカレーのにおいがしたりして。 そろそろ寝るか、ってなる。
派手じゃないんだけど、じわじわ、染みる街だと思うんです。呼吸が自然とゆっくりになる。 そんな私の街自慢でした。
戸田江美(文・写真・イラスト)
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e
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