ご近所でろくろ回し - 大家女子の日記 4
こんにちは、 荒川区の大家女子の日々を綴ります。
めっきり寒い日が続きますね。 私の冬の楽しみは、火鉢。 炭火で鉄瓶でお茶を沸かしたり、お餅を焼いたり。 ご近所の炭屋さんに買いに行ったら、店主のおじちゃんに「個人客が減りすぎて、コレいくらだったか忘れちゃった〜」と言われました。 かわいい。
トダビューハイツがある町屋や尾久地区は、チェーン店よりも炭屋さんみたいな個人商店がまだまだたくさんあります。 ちなみに荒川区にはスタバがありません。
最近は若い世代の方がお店を出し始めていて。 特に仲良くさせていただいているのが「こひきや」さんというカフェです。おしゃれです。
うどんやスイーツなど、小さなお子さんも食べられる出汁の効いたおいしいメニューが揃ってますよ。
オーナーの朝倉さん(ご夫婦経営で、奥様の方)が陶芸学科出身で、ご自宅に窯があるということで(!)ここ半年くらい個人的に陶芸を教えてもらってました。
リアルろくろを回しました。 朝倉さんとお喋りしながら陶芸するの、楽しいんだな~
釉薬(ゆうやく)っていう色付け的な作業が面白くて、塗ったときは白色なのに、焼きあがるとトルコブルーになるという。
いびつだけどミニ花瓶です。 隣で作ってた師匠・朝倉さんはさすが、均一に薄くて軽くて使いやすい食器を作ってました。
こひきやさんではついこないだまで、私の写真個展を開催してもらっていました。 個展「商店街のかけら」スタートです
展示期間は終了になったのですが、一部の作品は常設していただくことになったので、荒川区に立ち寄るタイミングがある方はどうぞご贔屓に!
戸田江美(文・写真・イラスト)
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e
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