全国のパーケットフローリングファンの
みなさん、お待たせしました！
小学校などのフロアでおなじみ、
スタイリッシュなのにどこかレトロな
あの床材を敷き詰めたお部屋をご紹介します。

そうそう、この感じ！
思わず白い上履きで踏みしめたくなる
懐かしさですが、

住居に採用されるととってもモダン。

場所は宝塚市・逆瀬川の閑静な住宅街。
白いタイルで覆われたマンションの
最上階、南東角部屋です。

もともと和室と洋室に分かれていた
南東側の壁を取っ払い、
ダイニングキッチンと繋げてワンルームに。
ゆったりした1LDKに生まれ変わりました。

緑の木々が植えられた共用部を抜けて
3階のお部屋へ。

居室へは左に見える扉からアクセス。
扉の向こうにはホールと玄関があります。

キッチンは既存のものですが、
深みのあるマスタードイエローに塗装して
現代風のインテリアにアップデート。
お部屋全体のアクセントになっています。
窓際にダイニングテーブルを置いて、
出窓部分にはお花や観葉植物を並べたい。

ダイニングキッチンの奥に広がるのが、
パーケットフローリングのリビング。

両サイドにある大容量の押入は
襖や扉を外した状態で
素材感のあるアイボリーのカーテンを
取り付ける予定だそうですよ。
いまよりもっと素敵になるに決まってる。

角部屋の特権、二面の窓から
たっぷり注ぐ光を浴びて
表情豊かなパーケットフローリングと
珪藻土クロスの風合いが
強調されているような。
こちらの南東側の窓の外は

バルコニーになっています。

ダイニングキッチンの逆側は
白い壁とグレージュのビニルタイルで
構成されたミニマルな4.5帖のお部屋。
広さといい、落ち着いたトーンといい、
寝室にぴったりですね。

グレーのタイルがかわいい洗面台は
コンパクトながらミラー収納付き。

お風呂には小窓があります。

洗面台と同じく白とグレーを基調にした
トイレは、棚にお気に入りの小物を
並べて癒しの空間に。

多くの人がかつて親しんだ床材なのに、
大人になってから暮らす家では
なかなかお目にかかれない
パーケットフローリング。
久しぶりに会った古い友だちと
新しい関係を築いていくような、
懐かしさと新鮮さに満ちた暮らしが
はじまる予感がします。