中古マンションの改装前の部屋や 朽ちた古民家、スケルトン物件ーー。 きっと無限の可能性を秘めてる。 だけど、間取りや写真だけでは 住むイメージが湧きにくいこと、 ありませんか。 では、リノベーションを考える力を借りて こんなたしなみ方、いかがでしょう。

今回の「改装ラボ」は 夢広がる店舗物件です。 しかも熱海駅前という好立地。

地元の方々はもちろん、 都内からもアクセスしやすいため 商店街のお店巡りする方とか SNSで話題の店に訪れる方が 多いのだとか。 熱海へ日帰りプチ旅行、いいですよね。

「熱海第二ビル」というそうです。 物件は8階建てのビルの1階。 駅前、しかも通りに面しているとは これは期待できそうな…。

はっ…！ これは、スケルトン物件ですね…！ ちなみに、 建物のコンクリートや 梁などがむき出しになった 躯体だけの状態を スケルトンといいます。

間取りは、通り側の入り口から 細長ーい空間が続き、 さらに奥へ進むと 開放的な空間が広がるつくり。

かつてどんなお店で にぎわっていたのでしょう。

こちらが店舗の奥側。 きっと静かなはずなのに なぜだか鼓動を感じます。 生まれ変わる瞬間を 今か、今かと待っているかのような。

出入り口はもうひとつありますよ。 路面からもビル内からも 入れるというつくり。

さて、いかがでしたか？ ここまでの画像を見て 「まぁ、◯◯の店にぴったりだわ！」 「よし、あそこをこうするぞ！」 そんな感じで、すぐ具体的な お店のイメージが思い浮かび ワクワクしている方は ものすごくエキスパート。 きっとプロの方では…。

私なんかは…実のところ 「おお…（絶句）」という感じで…。 お恥ずかしながら 何から手を付けてよいやら…と 途方に暮れております。

そこで！ 今回もプロフェッショナルさんから アイデアを教えてもらい、 「なるほど、そうすればいいのか！」と ポンと膝を打ちたいと思います。

そうそう、今回の募集は この空間をふたつに 分けあうカタチの “シェア店舗”。

赤で囲んだ2カ所。 入口側の細長いほうと、 奥の広いほうとで募集しています。

まずは通りに面した、 細長いほうの「A」。 一体、何が合うんだろうか…。

わ、カウンターがメインの カフェときましたか。 なるほどなるほど、 なにせ駅前ですもんね。 熱々のコーヒーを出して 今日もどうぞご無事で、 いってらっしゃい！と。 常連さん、できるかな。

長いカウンターを生かして デリカテッセンもいいかもなあ。 日替わりで自慢のお惣菜を ズラーッと並べてね。 仕事帰りに買って帰ってくれるかな。 おお…イメージ湧いてきた。

さらにもうひとつ、 アイデアがあるようです。

あらあら、なんと！ 店舗の中にキッチンカーがすっぽり！ 調理設備はすべてキッチンカーに 備わっているわけですから 初期費用も抑えられるという 利点もあるようです。

普段はここでテイクアウト営業して 地元のお祭りがある時は ちょっと移動して…というのも ありですかね？ 夢は広がるばかり。

続いて、奥側の「B」です。

化粧室、倉庫も備えた 頼りがいある物件です。

ここはイメージが湧きそうな。 店舗のイートスペースでもいいし、 すみっこで好きな雑貨や キッチンツールを販売したりね。 うーん、せっかくシェアするなら 違うカテゴリーの店でもいいかも…。

そうそう、こんな感じで。 仕事してもいいし、 読書してもいいし、 いちばん右側の部屋なんて 気持ちよさそうに寝てる…！ 仮眠できるの、いいなあ。 コワーキングスペースと カフェと仮眠室が一緒になった 街で働く人たちのための 複合施設といったところでしょうか。

いやはや、おかげさまで スケルトン物件から とってもイメージが膨らみました。

近ごろ熱海では 起業・開業される方や この地にお店を持ち、 そのまま熱海に移住したり、 都心と熱海の2拠点生活を スタートさせる方も 増えているそうですよ。

今回の胸躍るアイデアは 熱海にある マチモリ不動産さんによるもの。

マチモリ不動産さんは、 熱海という街を ひとつの「大きな家」に見立て、 街中を楽しみ暮らす 「街ごと住居」を掲げて 自由な住まい方の選択肢を 提供する不動産会社です。

温かい商店街が今も残り 豊かな海と空、 そして温泉に恵まれた 魅力の街で お店をゼロから始めるなんて そんな選択、燃えませんか…！

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