駅から歩いて徒歩5分ってことは、
逗子のビーチへ歩いて10分以内。

新鮮な魚介が並ぶ鮮魚店や八百屋、
焙煎コーヒーがおいしいカフェなど
さまざまなお店が軒を連ねる
逗子銀座通り商店街もすぐそこ！

そんな最高の立地に
ひっそり佇む古民家を見つけました。
どこがひっそりなのかというと、
お家へのアプローチの入口は
こちらの隠れ通路のような小径。
左右に立ち並ぶ新しい住宅を横目に
小さな小さな通路を進むと、

レトロな古民家が姿を現します。
逗子駅前銀座商店街の誕生から10年後、
1964年に建てられたというお家。
この一画だけ時が止まったかのような
いぶし銀な佇まいに驚いてしまいます。

お家は意外な広さのある6LDK。
少なくとも最近改修された気配はなく
住むには手入れが必須ですが、
ブラッシュアップすれば想像以上に化ける
大きなポテンシャルを秘めています。

最大の魅力のひとつは、
駅近物件にもかかわらず
さまざまな草木が植わった
緑豊かな庭に囲まれていること。

LDKの大きな窓の向こうで
葉を揺らせているのは笹です。
こちら側の庭には
踏み石や手水鉢もあるとのこと。
キッチンを入れ替えて床を磨いて
和の庭に整えれば
自慢のLDKのできあがり。

1階の和室も大きな開口が
庭に向かって開いています。

いっそのこと壁を全部ぶち抜いて
すこーんと広いLDKにするのもいいな。

奥にはワークスペースにぴったりな
小部屋がありまして、

庭から眺めた感じもぐっとくる。
小さな濡れ縁をつけて、
こちらの庭では
家庭菜園なんていかがでしょう。

2階は和室が多めなので
全体的に和のテイストで仕上げたい。
このお部屋は船底天井を
そのまま活かしたいな。

2階のお部屋も窓の外には
わっさりとした木々。

しかも周辺は
駅から徒歩5分とは思えない
静けさに包まれているというから、
木々のざわめきに耳を澄ませて。

2階にもトイレがあり、その横に
コンパクトなセカンドキッチンを発見。
2階でもコーヒーを淹れられるのは
うれしいですね。

しかもベランダつき。
ご覧のとおり日当たりだって良好で、

お部屋の中にいたまま
障子の上でゆらゆらと揺れる
木漏れ日を眺めてはうっとり…
なんて楽しみも。

立地良し、広さ良し、
日当たり良し、風通し良しという
大きなポテンシャルを秘めつつ、
生まれ変わる日を静かに待つ古民家。
長年描いていた理想の住まいが叶う
これ以上ないリノベ素材に
なってくれそうなお家です。