いつだってアーチは最高にかわいい。
そこから眺める団らんの風景も好き。
それが団地リノベときたらなおさら大好き。

ほら見て、外観までかわいいんです。
京都で団地住まいをするとしたら
やはりここがいいな、高野第三団地。

キッチンからはリビングが見渡せて。
L字型ののびのびとした作業台に
浄水器・食洗機までついた万能さん。

そこにカウンターテーブルがぴたっ。
向こうに窓が見えるのもいいし、
少々気取った模様の壁紙もしゃれてる。
ごはん、ちょっとずつ出すから
ひとつずつ持っていってよね。

ああ、これです。団地といえばこの窓辺。
あたたかい光の集まる場所に、
家族でもっちりと溶けていようね。

窓からのゆとりのある緑のなかに
春一番を見つけてハローする。
桜にはまだ、早いだろうか。

間取りはというと18帖リビングの2LDK。
ここでならきっと、安心して
春のすがたを探せると思う。

リビングと繋がった北側の個室。
ここにも壁一面の収納がうれしいね。

南側の五帖はよく見ると
バルコニーでリビングと繋がってる。

わあうれし。家族サイズのバスタブ
こっそり憧れていたのです。

いつかの時代に変えられたであろう
ちょっとだけ古さを感じるフォルムが
なぜだか愛らしくなってくる。

結局最後はここに戻ってきてしまう。
アーチ型に切り取られた景色って
どうしてこうも愛おしいのでしょうか。