洋館らしい優雅な壁や床に、
ぱっと見るだけでも5つのステンドグラス。
窓の形まで、はあ…かわいい。
はやく他のお部屋が見たくてうずうず。

これは期待できる外観ですよね。
京都御所のすぐ近くの三階建て。

一階は元カフェだそうです。
立派なカウンターに大正ロマン感じる内装。
建具の立派さから、相当古い洋館かしら？
と思いきや意外にも2010年築。

だってほら、入り口の時点ですごいもん。
相当こだわりを持って集めたのでしょうね。
作品みたいだな。出会えて嬉しいです。

カフェのお客様が使ってたであろう
一階トイレと手洗いは…

ほら、五種類それぞれ違うデザインタイル。
どこから集めてきたのかな。
そんなことばかり気になってしまう。

二階は住居として使っていたのかな？
なんだかゆったりできそうな小上がり。
また違ったデザインの寄木張りの床も。

すぐ横にはL字の立派なキッチン。正直、
どんな生活してたか想像できないのですが…
めずらしいスパイスなんて置いてありそ。

一階のあとだから控えめに見えますが、
それでもなかなかにすごい内装ですよ。

「押」のエンブレムも、
「使用中」の赤文字も、
クリアなドアノブも、すべてがかわいい。
ここだけでもいくらでも話せてしまう。

さてさて、わくわくしながらつぎは三階へ。
ここにもありました。ステンドグラス。

……え？
これはいったい………

すみません、取り乱しました。
お風呂から見えるのは左スケスケトイレと
右スケスケシャワールーム。間に扉。
どんな生活をしていたのか、
いっそう謎が深まってしまった…。

三階水回りの横、ふつうの洋室も立派。
左手の大きなのが気になります。

ここまで多くて立派だと、
ステンドグラスの美術館に住んでるような
気分になってきますね。

まだもう一室。
これだけでもずいぶん立派なのに
おとなしく見えてくるという…。

ワンフロアが60平米以上ある
ゆったり造られた三階建てなのですが
まだ秘密がありまして…

なんと屋上まであるんです。

抜けてていいですね。
タイルの手洗いも紫のランプもかわい。

この物件で何をするのがいいだろう。
舞台？ライブ？写真スタジオ？
泊まれて次の日の朝まで楽しめる
結婚式場っていうのもいいですし、
一、二階がカフェで
三階は一組限定の宿！というのも！
考えだしたらきりがないや。

スケルトンにしてもいいそうなのですが
この建具を生かさない手はないですよね。

可能性がありすぎて、
ちょっとわくわくするしかないのですが…
楽しい場所になるといいな。