ああ、ここがまた空いたんですね。
類例のない、ユニークで優しい空間。
あらためて、見ていきましょうか。

ロフトのある1LDK、ではなくて、
洋室の隣は大きなバスルームなんですね。
間取り図に描かれた浴槽の存在感。

曇りガラスの柔らかい光に包まれる。
お風呂のようでいて、お部屋のようで。
ここでまどろむ午後は気だるいですね。

左の写真、洗面台にシャワールーム。
お風呂好きに捧げたお部屋なのだろうか。
白いキッチンとトイレも見えていますね。

居室には、ぼうっと円い灯が幻想的。
お風呂とは木製の引戸で仕切るんですね。
タイル床と天井のドームは、神殿めいて。

美しいですね。あそこで眠るのでしょう。
俗世から離れた神々のリゾート感がある。
繭に包まれて優しく癒されるような感覚。

あるいは、都会に隠れた洞窟のような。
下で時間を忘れるくらい湯に浸かって、
バスローブのまま静かに横たわりたい。

いったいここにどんな日常があるのか。
どんな人が借りて暮らすことになるのか？
予約制のサロンにするのもいいですね。