どっしり構えるアイランドキッチンに
目を奪われてしまうところですが…
この部屋にしか出せない雰囲気といえば
やっぱり天井の重厚感だと思います。

さすがは築41年ですね。
コンクリートの味のある古さったらもう。
わたしもこんなおばあちゃんになりたい。

広い空間に浮いてるのがいいんです。
配管のむき出しっぷりもぴったりだ。

想像力かきたてられる1LDK。
18帖のリビングでいったい
どんな話をすればいいのか…。

ワークスペースを足すのもいいけど
できるだけ何も置かずに
空間の広さを最大限楽しむのもいいし…。

よく見たらキッチン部分は小上がり。
なるほど、すこしだけ見渡せるわけですね。

外にも余裕があってですね。
ずらっと一列、植物があるのを想像したら
とても似合っているような気がしました。

どこかの地方の小さな民宿で
見覚えがあるような風景。
そう、お風呂の扉です。

あのリビングにこのタイルがあるの
笑っちゃうけどちょっと嬉しい。
70年代の面影を感じる楽しさ。

一方でこちらは新設されたかのような。
丸く浮かぶ月のような鏡は
古さと新しさの橋渡しのような感じも。

トイレの床のタイルはちょっと新しい？
棚は自分でつくるかなあ。

個室だっていい床ですよ。
生活感はここに閉じ込めておく。

収納にアクセントカラー！
押入れサイズの奥行きは
リノベーションならではのサイズ感。

水回りと部屋へのドアも
すべてこの色で統一されてる。
目が覚めるようなコバルトブルー。

家に帰ってきて最初に見るのが
この風景だったらやっぱり嬉しいな。
るんるんで扉を開けると思うんです。

こんなリノベーションが
今日も街のどこかにあってよかった。
そう思わせてくれるお部屋。