フクロウが暮らす森の中。 四季折々の自然が楽しめるそこに、 今回ご紹介する物件はあります。

地元で「釜台の森」と呼ばれる森は、 サクラ、ツバキ、モミジ、ヒノキ…… さまざまな樹木と竹林がある小さな森。 春にはふんわりと桜が咲いて、 足元がピンク色の絨毯になります。

ハッサクや夏ミカン、ユズなどの 季節を感じる果物たちも実ります。 そしてなにより、この森には……

フクロウも暮らしているようです。 人前に姿を見せることはありませんが、 夜になると鳴き声が聴こえるそうです。

こちらは釜台の森の全体図。 図の上のほうにある６棟の建物が ご紹介するテラスハウスです。 ちなみに防犯の観点から、 テラスハウスの敷地と森の間には 垣根が設置されていて、 自由に行き来できないようになっています。

釜台の森は小高い丘の上にあり、 最寄り駅まで 階段コースを選べば徒歩6分。 平坦コースなら徒歩16分ほど。 別途料金はかかりますが、 駐車場は全室分用意されています。

ちなみに余談ではありますが、 釜台の森の中には 立派な古民家が2軒あります。 こちらの茅葺きの古民家は なんと築250年以上の歴史が！ オーナーのお祖父さまが、 横浜国立大学教授の指導のもと 神奈川県津久井郡（現・相模原市）から 移築されたのですって。

こちらの和モダンな住宅は、 建築家・吉原慎一郎氏の設計。 テラスハウスのオーナーさまは、 ご自身が入居されるお部屋だけではなく 森と古民家もあわせて慈しんでくれる方と ぜひ出会えたら……と願っています。

２棟の古民家も、いい関係を築けた際は テラスハウスの入居者さんに ご利用いただくことも検討中とのこと。 不定期でオーナーさん主催の 山菜狩りやお花見があるそうなので、 まずはイベントに足を運ぶことから 始めてみるのはいかがでしょうか。 （参加は必須ではありませんよ）

ではでは、ここからは テラスハウスの詳細をご紹介！

全棟の間取りはほぼ同じで、 2階建てのメゾネットタイプ。 1階には雑貨店やアトリエなどを開ける 小商いスペースがあり、その他にはLDK。 2階に寝室と水回りがある造りです。

2024年1月現在、 2号室、4号室、5号室が 入居者さんを募集しています。 内装の写真は３号室のものですが、 2号室は3号室と同じ間取り。 他の部屋も雰囲気は ほぼ変わらないとのことですよ。 違いといえば、 4号室と5号室は三面採光、 階段やキッチンの方角が3号室とは異なります。

それでは、お部屋の中へ。 玄関を開けると、まずは 5.5帖の小商いスペースがあります。

暮らしながらネイルサロンや 雑貨店をやりたい方には、 広すぎず狭すぎずの ジャストサイズではないかな。 もちろん、商いをしなくても大丈夫。

うわぁ、いい空気が流れてる感じ。 こちらは1階の約１４帖のLDK。 ほんのり明るいフローリングに、 キッチンはさわやかなホワイトです。 窓から見える釜台の森の自然に きっと癒される日々でしょうね。

各住居には専用庭が付いています。 もともとは畑だった場所に 物件が建てられたそうで、 豊かな土をそのまま使えるのですって！ トマトとか、オクラとか、ナスとか、 色とりどりの野菜で賑やかにしたいなぁ。

2階に上がる階段は 吹き抜けになっていて……

このように、自然の風が 家の中を吹き抜けていきます。 季節ごとの風のにおいも 生活の中で感じられるでしょうか。

2階の寝室は、どのお部屋も ゆったり１０帖以上あります。 ぽかぽか陽気の日に 窓を開けてお昼寝したら、 さぞ気持ちがいいだろうなぁ。

水回りも清潔感がありますよ。 洗濯機置き場は洗面所のお隣に。

バスルームもピッカピカです。 この壁のつやめきを どうにか維持して暮らしたい。

そうでした、こちらの物件 ペットちゃんOKなのでした！ 小さなワンちゃん、もしくは ネコちゃんの場合は2匹までなら 一緒に暮らしていいそうですよ。

自然と共存……想像すると ちょっと難しく感じるけれど、 ただ朝起きたら光を浴びて、 好きな野菜をお庭で作って。 暗くなってきたらそろそろ休息、 夜の森の音を聞きながら お風呂に入って就寝する。 そんなことでいいのかもしれません。

暮らすうちに、鳥たちとも 顔馴染みになれるかな。 明るいうちはちゅんちゅんちゅん。 夜になったら聞こえるでしょうか、 暗闇の中のホーホーの鳴き声が。

この物件を詳しくレポートを紹介している ワクワク賃貸さんでは、 部屋の空き待ち登録もできます。 ぜひチェックしてみてくださいね。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。散歩中におうちの外観をつい見てしまう。最近はInstagramのストーリーによくいます。 @kmn_nana