「棚はあればあるほどいいですからね」 という私のような方は、ぜひご覧あれ。 天井まである、棚、棚、棚ァァァが、 たまらないです！ おまけにお酒を飲むのに良い感じの カウンターもあるんですよ。 もしかしてこれは、私の為に作られた お部屋かしらん…？！

以前はホテルだったという こちらのマンション。 ご紹介するお部屋は、 そのバー部分だったそうです。 なので、キッチンは家庭用と業務用の シンクが計3つあるプロ仕様。 「業務用」の文字に弱いワタクシと しましては、写真を見るだけで 酔いが回ってきたのか、 すでにメロメロになっております…！

ひとつずつじっくり見ていきましょう。 玄関はガラス窓が天井まであり、 開放感があります。 明かり採りとしても優秀。 ブラックの玄関扉が空間を 引き締めていてかっこいいですね。

部屋に入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、 ロフトへあがるはしご。 こちらはあとのお楽しみ。 右には、ロングなカウンターがあります。

おお、いいですね、 この落ち着いた感じ。

スツールを置いた時の カウンターの高さもばっちりです。 これは、星4.5ほどありそうな 居心地のいいバーですよ。

カウンターの向かい側には掃き出し窓。

窓の外は建物の 共有部分になっています。

階段下になるので日差しは入りません。 アウトドア用品などの置き場所に いいかもしれませんね。 日陰でも育つ植物を置くと、 ちょっとした癒しの空間に なりそうでもあります。

掃き出し窓の真横には、 洗濯機置き場と小さな手洗い場。 丸いボウルがスタイリッシュ。

カウンターの向こうは、愛想のいい バーテンダーさんが立っていても おかしくない雰囲気。

中には造り付けの大きめな作業台があり お料理好きの腕がなります。

あ、もちろん、オリジナルカクテルも じゃんじゃん作りましょう。 じゃんじゃん飲みましょう。

作業台の背面は、シンクが3つ並びます。

まずはひとつ目。 家庭用を想定した小型のシンク。 下に棚板があり、お鍋の置き場所 などに使えそう。

こちらが業務用だったのでしょうね。 シンク下には電子レンジが置けそう。 冷蔵庫の置き場所に悩むところですが、 うまくやればぎゅぎゅぎゅっと 必要な物が使いやすく詰まった、 コックピットのような良いキッチンに なりそうな予感もします。

カウンターの端っこは、

このように取り外して 行き来できるようになっています。 お店らしい設えに、またもやメロメロ。

キッチンの奥には、 ウォークインクローゼット。

ハンガーポールが備え付けられていて、 なかなかの大容量。

下段は棚になっています。

お向かいにも棚があり、 荷物の少ない方なら、 収納家具を買わなくても 間に合いそうですよ。

さて、お待ちかね。 ロフトを見てみましょう。

見上げると天井には シーリングファンがありました。

ロフトは4.5帖の広さ。 エアコンがついていて助かります。 おこもり感もあって、ここを寝室に すれば、健やかに安眠できそう。

最後にサニタリーをご紹介。 部屋の一番奥の扉をあけると まず、目に入るのはトイレ。

左側には洗面台。 シンプルな四角いボウルに 大きな鏡の 飾らないかっこよさよ…。

広めの浴槽もありました。 もうすぐあたたかいお風呂が 恋しくなる季節。 普段はシャワーだけという方でも、 湯船があると安心です。

外観もスタイリッシュですね。 場所は東部鉄道東上線、 ときわ台駅から徒歩11分。 池袋までは電車で約10分、 渋谷や川越までは、約30分と 通勤に便利な距離感。

ここでひとり暮らしすれば、 お友達に「うちで飲もうよ！」って 誘いたくなっちゃうだろうな。 とっておきのプライベートバーですもの。

こちら、事務所としての利用も 可能とのこと。 クリエイター業の方なら、壁の棚は 商品見本のディスプレイに一役買って くれますね。 それに加えて、お仕事終わりに 仲間を呼んで、カウンターで即乾杯！ とか、超楽しそう。 何が何でも仕事を終わらせなくちゃと、 がんばれる気がします（笑）。

文・葱山紫蘇子 劇団維新派→色々→介護業を経験。漫画と建物と書き出し小説が好きな4人の子を持つ大阪のシングルマザー。 @sisokoex