オシャレ感漂うこちらのお部屋、 タイトルにもある通り レコードを楽しみつつ猫と暮らせる リノベーション物件なんです。 お気に入りのレコードをかけながら 猫のお腹をなでてのんびりと 生活してみませんか？

玄関を入るとまず個室があり、 そこからもう一つの個室と リビングへとアクセスするという ちょっと変わった間取りです。

ゆったりとホールのように 使ってもいいですし、 作り付けのカウンターもあるので ワークスペースにももってこい。 リビングとつながる建具が 透明になっているので、 明るさも開放感も十分ですね。

カウンターの上部は何かと便利な 有孔ボード貼り。 なんだか音楽室の壁を 思い出しますよね。 優しい色合いのグリーンが 柱の存在感を消しながら お部屋のアクセントにもなっています。

LDKは白を基調にしつつ、 現しにしたダクトホースや ライティングレールなどで インダストリアルな雰囲気に。 明るめの色味のフローリングと 相まってとてもさわやかな空間です。

日差しが心地よい窓辺のカウンターは 猫ちゃんのお気に入りの場所。 こんな風にレコードプレイヤーを 置くのもすてきですね。 くるくる回るレコードをふしぎそうに 見つめる猫を眺めて過ごす…、 人間にとってもお気に入りの 場所になりそうです。

窓の上の棚はレコードが入るよう 奥行きが深めに設計されています。 猫ちゃんのキャットウォークにも ピッタリなサイズ感で、 カウンターからステップを トントンと上がっていけるような 設計になってます。

エアコンの前をぴょんと飛び越えて 隣の棚へ。 一緒に暮らしていても その身体能力には 驚かされることもしばしば。

ガラス戸の隣あたりに キャットタワーを置いてあげれば、 行き止まりなく、くるくると回れる アスレチックになりそうですね。 運動会で大切なレコードを 落とされないように注意！

キッチンもシンプルにすっきりと まとまっています。 窓辺のカウンターや レコード棚を見渡せる 特等席でお料理もはかどりそう。

もう一つの個室は5.6帖。 南向きのL字型バルコニーのおかげで リビングに負けないくらいの 明るい空間です。 壁一面のクローゼットで 収納もバッチリ。

玄関側のお部屋にも ウォークインクローゼットがあるので 収納に困ることはなさそうですね。

モノトーンでまとめられた スタイリッシュな洗面スペース。 こちらのお部屋は 猫なら2匹まで飼育可能なので、 洗面台の下に猫用トイレを いくつか並べて置いてあげて いいかもしれませんね。

今回のお部屋のように コンセプトが明確な物件は そこに住んでからの生活が 想像しやすいですよね。 レコードが好きな方、猫が好きな方、 そしてどちらも好きな方に ぜひ住んでいただきたいお部屋でした。

文・佐藤シュン 浜松で設計事務所をやりながら、黒猫と暮らしています。