程よく無骨で、程よくシック。 そのままで様になる ひとり暮らしにちょうどいい ワンルームです。

ちょっぴりユニークな面持ちの 間取りです。居室は9.7帖、 ベッドやテーブルも 余裕をもって配置できる広さ。 実はこのお部屋、 意外にも売買物件なのです。

神泉駅から徒歩6分。 渋谷や中目黒も徒歩圏内でありながら 落ち着いた周辺環境に 近所にはいい感じのごはん屋さんもたくさん。

そんなお部屋が自分のお城になったなら… と考えると なんだかワクワクしてきます。

躯体表しの天井に無垢の床。 ラフな雰囲気の室内を

落ち着いた色の建具やキッチンで きゅっと引き締めて、バランスを整えて。

オープンラックには お気に入りの一軍だけそろえて インテリアの一部みたいにしたいな。

壁のへこみにぴったりハマる 造作キッチンも魅力的。 過ごす場所によっては死角になるので オープン収納に 調理道具をみっちり並べても あまりごちゃついて見えません。

コンパクトながら 2くちコンロが設置されていて 自炊派さんもうれしい仕様。

デザインガラスが目を引く扉を開けると 玄関へと続いています。

シューズラックに姿見が備え付け。 できる限り 空間を有効に使ってくれているのは ワンルームの住人にとって うれしいポイントではないでしょうか。

水回りも、いいんですよ。 トイレ横には黒い有孔ボード。 存在感のあるアートだったり お気に入りのお店の ショップカードだったり。 そんなアイテムを上手に飾って 朝の支度タイムを ご機嫌に過ごせるように仕上げたい。

スイッチやコンセントのパネル、 ペーパーホルダーといった 細かい部分もブラックで統一されていて 空間へのこだわりが感じられます。 こういう部分を見つけると お部屋がもっと好きになる。

お風呂にも浴室乾燥機がついていて 部屋干し派の方も安心です。

立地も室内の仕上がりも 大変魅力的なお部屋なので 購入して賃貸に出すという形も 選択肢の一つ。

と言いつつも こんな素敵なお部屋に暮らして 仕事終わりは行きつけの店で1杯、 休みの日には中目黒あたりを散歩して ゆるゆるとお買い物、なんて毎日は 理想的だな…なんて 結局自分が暮らす想像が 捗ってしまうのです。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk