どうかいつまでもこのままで…京都の銀月アパートメント。|京都市左京区 賃貸
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
色々な推し活、推し事があるように
推し物件もありますね。
個人的な推し物件ベスト3に入るこちら…!
この見た目で「あっ!」となるファンの方も
おられるのではないかと…。
今まで物件ファンでも
何度もご紹介させてもらってますが
空きが出る度についついご紹介したくなる。
なくなってしまったらどうしよう、という
刹那的な気持ちと
いつまでもこのままでいてほしいという
深い愛情と共に。
戦前からある、京都の銀月アパートメント。
ご存知ない方も、名前からして
グッときませんか。
銀の月。アパートメント。
どちらもなんて良い響き。
そんな名前と共に、
丸い窓、並ぶガラス窓がとても素敵な
瓦屋根の木造洋風建築です。
薄暗い廊下を
京都の学生達やアーティスト達が
パタパタと行き交ってきたのかな。
ダイヤ型にカットされた扉の小窓もグッときます。
ポツンと灯る裸電球。
くすんだガラスから入る光。
よくよく張り紙を見たら
「声」が「聲」と表記され
「蓄音器」とな…!
今時、蓄音器なんて誰も使わないよ、と
剥がされたりせず、
そのまま残されている、ということに
感動せずにはおれません…
何十年貼られているんだろう。
ごちゃっとしつつも汚くはない、
吊るされた鍋や調理道具に
なんだか愛おしさを感じます。
自炊、頑張ってるのかな。
今回空きが出たお部屋はこちら。
2階で、南向き。
10号室、の10かしら。
白と紺の市町模様タイルもかわいいし
クリーム色の壁、木の扉、素朴な床材、
白い廊下の壁と窓、
少し曇った窓から入る陽射し、
窓の外に迫る鮮やかな緑、
開きかけのつぼみみたいな照明…
目に入るもの全てが、
なんだか温かくて、ギュッとなる。
光の入り方がすごく美しいんだよなぁ。
あの窓横の緑や青は、タイルか何か?
…と近づいてみたら、
なんと塗りかけの塗料たち。
絵描きさんが試し塗り…?
いや、壁の色を変えようとして辞めたのかな…
そして外されたり加えたり?で
不思議に残された収納、
さて、どうしようか。
普通ならありえないそんな痕跡も
今までの住人たちのストーリーに
思いを馳せたり
想像力を掻き立てられるようで
許せてしまう、不思議な部屋。
この窓辺の風景は
きっと昔から変わらない。
晴れの日、雨の日、強風の日、
カタカタ言わせながら踏ん張って。
大勢の、笑いと涙、努力と苦労…
色んな青春の日々を、
そっと温かく包み込んできたんだろうな。
風呂もトイレも共同だけれど
空きが出るとすぐ埋まってしまうという
人気っぷりは
時間を重ねてきたからこその
特別な空気感と温度感、
そして、建物と庭から漂うロマンに
どうしようもなく惹かれる人たちが
まだまだ沢山いる証。
これからも様々な物語が
この部屋で紡がれていき
建物が長く生き残ってくれることを、
1ファンとして、願っています。
推し物件もありますね。
個人的な推し物件ベスト3に入るこちら…!
この見た目で「あっ!」となるファンの方も
おられるのではないかと…。
今まで物件ファンでも
何度もご紹介させてもらってますが
空きが出る度についついご紹介したくなる。
なくなってしまったらどうしよう、という
刹那的な気持ちと
いつまでもこのままでいてほしいという
深い愛情と共に。
戦前からある、京都の銀月アパートメント。
ご存知ない方も、名前からして
グッときませんか。
銀の月。アパートメント。
どちらもなんて良い響き。
そんな名前と共に、
丸い窓、並ぶガラス窓がとても素敵な
瓦屋根の木造洋風建築です。
薄暗い廊下を
京都の学生達やアーティスト達が
パタパタと行き交ってきたのかな。
ダイヤ型にカットされた扉の小窓もグッときます。
ポツンと灯る裸電球。
くすんだガラスから入る光。
よくよく張り紙を見たら
「声」が「聲」と表記され
「蓄音器」とな…!
今時、蓄音器なんて誰も使わないよ、と
剥がされたりせず、
そのまま残されている、ということに
感動せずにはおれません…
何十年貼られているんだろう。
ごちゃっとしつつも汚くはない、
吊るされた鍋や調理道具に
なんだか愛おしさを感じます。
自炊、頑張ってるのかな。
今回空きが出たお部屋はこちら。
2階で、南向き。
10号室、の10かしら。
白と紺の市町模様タイルもかわいいし
クリーム色の壁、木の扉、素朴な床材、
白い廊下の壁と窓、
少し曇った窓から入る陽射し、
窓の外に迫る鮮やかな緑、
開きかけのつぼみみたいな照明…
目に入るもの全てが、
なんだか温かくて、ギュッとなる。
光の入り方がすごく美しいんだよなぁ。
あの窓横の緑や青は、タイルか何か?
…と近づいてみたら、
なんと塗りかけの塗料たち。
絵描きさんが試し塗り…?
いや、壁の色を変えようとして辞めたのかな…
そして外されたり加えたり?で
不思議に残された収納、
さて、どうしようか。
普通ならありえないそんな痕跡も
今までの住人たちのストーリーに
思いを馳せたり
想像力を掻き立てられるようで
許せてしまう、不思議な部屋。
この窓辺の風景は
きっと昔から変わらない。
晴れの日、雨の日、強風の日、
カタカタ言わせながら踏ん張って。
大勢の、笑いと涙、努力と苦労…
色んな青春の日々を、
そっと温かく包み込んできたんだろうな。
風呂もトイレも共同だけれど
空きが出るとすぐ埋まってしまうという
人気っぷりは
時間を重ねてきたからこその
特別な空気感と温度感、
そして、建物と庭から漂うロマンに
どうしようもなく惹かれる人たちが
まだまだ沢山いる証。
これからも様々な物語が
この部屋で紡がれていき
建物が長く生き残ってくれることを、
1ファンとして、願っています。
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