レンガの壁に、なみなみ模様の三角屋根、
にょきっとエントツを描くでしょ。
木のドア、そして小窓。
あとは、木の柵も。
幼い頃に絵に描いた、おうち。
絵本の中で見たような、おうち。

まるで、それがそのまま出てきたかのよう！

ちょっとしたレストランのような雰囲気も。
でも、おうちの大きさは、
ここから見える全部。
奥行きもかなりコンパクト。
こぶたが3匹出てきても
不思議じゃない。
オオカミに吹き飛ばされないかしら。
それは、きっと大丈夫。

内装を見てまたびっくり、
一気に異世界へと引き込まれる。
こてこて塗られた漆喰の壁に階段、
カーブする天然木の手すり。
中は普通かな、と思ったのに
いい意味で裏切られるかわいさ…！
窓ガラスの向こう、
洞穴みたいな空間は何だろな？

キッチンカウンターのようですよ。

いや？キッチン、とまではいかない
水道付きのカウンター。
IHコンロやカセットコンロなどを置けば
キッチンとして使えますね。

部屋の隅には薪ストーブが鎮座。
アンティークレンガに漆喰の壁、
天井にドンと走る丸太、
手作り感溢れる空気。
ロッキングチェアは絶対置きたい。
橙色の光が灯る暖かな室内で
グツグツ鍋で煮るのは何だろな。
なんとなくわかるでしょうか、
天井が結構低いんです。
そういうところも含めて
絵本の中の世界っぽさがあって、

極め付けは、先程の、
ワクワクする階段を上った先の

この三角天井の部屋！
たまらないでしょう、
この屋根裏部屋みたいな空間。

あの窓の感じといい、
魔女のあの子と黒猫ちゃんを
思い浮かべてしまうのですが…！
まず、低いベッドを置くでしょ。
小さな丸テーブルと椅子もいけるかな。

絵描きのあの子みたいに、
イーゼルを置いて
絵を描く姿もしっくりくるな…。
ミシンをカタカタ走らせたり、
夜な夜な靴の修理をしたり…
なんて光景をついつい思い浮かべちゃう。
物語が生まれそうな、秘密の屋根裏。
秘密のアトリエ。夢があるなあ〜。

トイレは1階カウンターの後ろ。
こじんまりながらも
手仕事感溢れるでこぼこの壁が
統一された世界観…。
後ろのニッチに何を置こう？
アンティークなミニランプや
キャンドルなんかが似合いそうね。

向かいにはシンプルなシャワールーム。
湯船はなくても全然平気、という人も
いるでしょうし、
セカンドハウス的に使うなら
何の不便もないでしょう。

薪ストーブは本当に暖かいので、
底冷えする京都でも安心です。
そう、ここは京都。

素敵な町家や古民家リノベだけじゃなく
こんなユニークなおうちもあるんですね。

アパートを借りるのと同じくらいの値段で
こんなおうちに住めるなんて、
夢があると思いません？

あちこちに温もりを感じる
唯一無二の小さなかわいい一軒家。
中に入れば、もうあなただけの世界。

ここでどんな物語が紡がれていくのかしら。
そう考えるだけで
なんだか無性にワクワクします。