瑠璃色の外壁に 白い建具とウッドデッキ。 チャームポイントはアーチ型の窓。 緑の芝と青い空によく映える一軒家は まるで海外映画に出てくる ファミリーが暮らすお家のよう。

家族団らんのためのリビングは それはそれは明るくて。 高い天井を見上げれば アーチの窓に切り取られた空の 美しいこと。

3LDK＋Sという ゆったりとした間取りのこのお家は オーナー様が建てた際 カナダから家具や設備を 取り寄せられたそう。

シャッター付きのガレージもあって ファミリーカーも 停めることができますよ。

敷地内にはオーナー様の お家もあり、広いお庭は共用。 お庭の木にはバナナも実るんですって。 「今年は何を育てます？」なんて 相談しながら 家庭菜園なんか出来たら素敵だな。

リビングからそのままお庭に出られるので 小さなお子様がいたら 目一杯遊ぶことができそう。 吹き抜けを見上げた先の 白い柵もセンスが良くて 部屋の中のディテールの観察も 楽しみの一つ。

アメリカンテイストの大きなキッチンでは パイとか焼いたりしちゃおうか。 ホーローの二層式のシンクや 備え付けのオーブンがあれば ちょっと手間のかかるお料理にも 挑戦してみたくなります。

2階から見下ろしたリビングは ガラスや家具の影が映る様子まで 美しくて、いつまでもうっとりと 眺めてしまいそうです。

個室もかわいくて トキメキが止まりません。 こちらは6帖の洋室。 小窓からは海が見えるんですって。

4.5帖のお部屋は ベランダ＆ロフト付き。

わ！こちらのお部屋は スカイブルーのクロスなんですね。 どっちの色にするか 子どもたちで取り合いになっちゃう？ でもどちらも捨てがたいから お互い決めきれずにくじ引き… なんて、勝手に想像してしまいます。

屋根裏部屋には シックなコバルトブルーの絨毯。 ころんと寝転がって 天窓越しに見る夜空も 素晴らしいんだろうな。

水回りに窓が多いのもうれしい。 テラコッタのタイルと イエローの壁の組み合わせに 海外気分は加速します。

そして、このお家のメインは やっぱりここではないでしょうか。 バルコニーから一望できる 七里ガ浜の街並みと海。

このまま箒にまたがって 飛んでいけそうな眺めです。 もちろん箒の柄には ラジオをぶらさげてね。

なんて、海外映画からジブリの世界へ あっという間にトリップできるのも このお家の魅力。 主人公気分で暮らす日々には きっと楽しいことがたくさん待っている。 そんな気持ちにさせてくれる かわいいブルーの一軒家なのでした。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk