鎌倉の平屋、というだけでもう ググッときません？私はきます。

え、どこかの農村かと思うような、 昔話でも始まりそうなこの風景… 大河ドラマの影響もあり、 改めて注目されている鎌倉にはまだ こんな豊かな自然に囲まれた 味わい深いおうちがありますよ。

周辺はとても落ち着いた 静かな住宅街。

家へと繋がる階段や

苔むす雰囲気の門構えからも、 侘び寂びを感じますね。

門の先には、いぶし銀な風情の平屋。

でも、玄関はなんだかポッと愛らしい。 白壁×茶色タイルのコントラスト、 懐かしいつくりの木のドア。 素敵な世界へ誘ってくれそうな、 そんな予感が溢れます。

ちょっと変わった間取り図ですね。 サンルームが２つ！ これはワクワクしてしまうな… 全ての部屋がぐるり回遊できるような つくりになっていて

その良さが一番感じられるのがここ！ 居間からサンルームを臨む場所。 陽射しが優しく入り、 見るからに風通しが良さそうで。 暖かくなる頃に レースのカーテンがふわり翻るのを想像して 勝手にほっこりした気持ちになります…。

今は草が伸び放題の庭も、手入れして 季節ごとに色んな花が咲いたら素敵だな。

とにかく広いから、 一角を家庭菜園にしたりして。 風も陽当たりも とても気持ちの良い立地、とのこと。

先程のサンルームは なかなかに雰囲気が良くて

こんな所に ガラスブロックの室内窓、っていうのも 新鮮な驚きと喜び。

パーケットフロアに 全面板張りの空間は ミッドセンチュリーな味わいがあります。 ラタンの椅子やロッキングチェアなんか しっくりきそう。 奥に見える和室は通路を通って 数段上がるつくりになっています。

茶室や、お客様を迎える部屋として 考えられたようですよ。 なかなか渋さを感じる空間ですが

こちらも南向きのサンルームがあって のどかな空気が漂います。

居間から続く２つの和室、

和室横の庭に面した所、 間取り図では「書斎」とありましたが…

あれもほぼサンルーム、 と言って良いのでは…！ 広い縁側みたいな書斎なんて、最高…！ 隅っこにピタッと机を置いたり ピアノ置いたりしてもいいかも。 （おばあちゃんちはそうだったなぁ）

トイレやお風呂、

台所といった水回りは、 オーナー様負担で改修を進めていくとのこと。 広さも十分あるので、アイデア次第で きっとより使いやすくて 素敵な場所になりそうです。

今の段階なら、改修や間取りの変更など 相談ができるということで、 希望を伝えながら進めていく、 ということも可能だそう。

オーナー様は、 愛らしい花を咲かすイワタバコの 群生地でもある建物下のこの斜面や 浄明寺近くの景観や風情を残したく、

この建物を購入されたそう。

そのためにも、 このお庭やおうちでの暮らしを 味わい愛でてくれる方に住んでほしい、 と願っておられます。

窓の外を見るといつもそこに 豊かな自然がある。 ふと一句、読みたくなるような そんな場所での静かな暮らしは

きっと新しい発見と喜びがあり 新しい風を吹き込んでくれるのでは ないでしょうか。 町の歴史と家の歴史、丸ごと愛でつつ、 のんびりゆったり平屋での暮らし。 いやはや、憧れますね…！