古い建物に新しい息吹がもたらされるのは とてもワクワクするものです。 京都の洛北に立つ、 元々築50年超えだったこのおうち、 あまり見たことないリノベーションが 施されていて、思わずときめきました。

お色直しされて ちょっぴりパリジェンヌのような気配すら まとっていらっしゃる。 窓に向けて凹んだ意匠は 改装前からだそう。え〜かわいい〜。 塗り塗りした質感もいいですよね。

玄関ドア横にあるライトも素敵なのです。 元々あったという古いライト。 住所を刻んで、新たに蘇りました。 あまり見かけない形、デザインが新鮮です。

シンプルで素朴な感じの扉は 型板ガラスが使われていて 外からの光を柔らかく通します。

大きく開く両開きで、 1階は土間、

洗面所があるというつくりからして

作業場やアトリエ、オープンなスペースに 向いていそうですね。

木毛セメント板張りの壁に アメリカンスイッチなど インダストリアルな表情。

置かれているテーブルやベンチは 大工さんがあまった材料で 作ったという賄い家具。 モルタルや鉄骨という 無機質な空間の中に、 手仕事の優しさと温かみ。

無機質といっても、 冷たい感じではないんですよね。

1階カーテンの仕切りの向こうは 脱衣場、お風呂場です。 真っ白で明るくて 朝風呂なんか気持ちよさそう。

2階に上がると、また雰囲気の違う のびやかな空間が広がっています。 鉄骨×モザイクタイル×コルク、という なかなか見かけぬマリアージュ。 なんとも言えない瑞々しさ、 鉄骨だけど軽やか。 フレッシュなグリーンが、 空間にかなり効いてますね。 全フロアの床が床暖房になっており 底冷えする京都の冬も安心です。 柔らかコルクのあったか床、いいなぁ…。

モザイクタイルに木の棚、 間違いないかわいさ。 鉄骨にグリーンを垂らすアイディア、 これは絶対に真似したいな。

まだまだ上がありますよ。 見てみましょう。

3階も、一瞬で心持っていかれる 素敵な空間が待っていました！ 色んな素材感が見事に融合、 なんだか楽しそうな気配がする… 梯子に鉄骨、ガラスの欄間、 上部のロフトらしきスペース…

向こうに見えるグリーンのスペースは どうなっているのかな。

少し小上がりになった床の下に 設けられた、間接照明。 夜のひと時を心安らぐ時にしてくれそう。 無骨さの中にある そんな優しさが、沁みます。

寝室の向こうに見えていたのは インナーバルコニー。 朝目覚めて見えるのが この風景って幸せだなぁ。 寝室側とはガラス戸で仕切られていて お天気や気分によって、 開けたり閉めたり。

ちゃんと立水栓があるという心遣い！ こういうのがあるのとないのとでは 植物のお世話やら、お掃除やらへの モチベーションが全然変わるんですよ…！ 続けやすい、って大事ですよね。

でも、サボテンすら枯らしちゃうし… というあなたに朗報。 なんと、こうしたセンス抜群の グリーン達をレンタル植栽として 借り続けられるプランもあるのです。

植物のプロの手を借りて こんな空間を維持できるのはありがたいですね。

外と中の境界が曖昧で 風通しが良く

中から、グリーンを通して 緩やかに外に繋がっていく。 荒削りだけど、潤いがある。

新しい生活様式を自然と取り入れつつ

今の閉塞感を打ち破るような 素敵な工夫が満載で、

心が不思議と軽やかになる。 それは、植物が与えてくれる力でもあり

リノベーションの力なのでは、 なんてことを感じさせてくれる お家なのでした。

京都の松ヶ崎、北山という地区に 位置するこちらは

豊かな自然に恵まれていて

夏の五山送り火といった 伝統行事も味わうことができる上

異国情緒溢れる、ちょっとおしゃれで ファッショナブルな街並みも楽しめます。

色んな意味で、潤いの多そうな生活、 心も体も間違いなく健やかになっちゃうな。 9月24日には、オープンハウスもありますよ。 この空気感を直に味わってみてはいかがでしょう。

オープンハウス

【日時】 2022年9月24日（土）

13:30〜１６:30 （予約不要・自由内覧）

※当該物件はオープンハウス前の内覧も可能です。 ※オープンハウス前に商談中になる場合もございます。予めご了承ください。