余白のある部屋って つくづく、いいなあと思います。

間取りは16.2帖の 広いリビングダイニングがある1LDK。

2面採光で、まわりをぐるりと囲む ウッドデッキのバルコニーが とてもいいんです。 こんなお部屋でひとり暮らしか。 ふむ…夢が膨らむ、膨らむ。

それはあとのお楽しみにして まずは玄関から見ていきましょう。 ポスターや家具が映える白い壁に 深みのある色のフローリングで 落ち着いた印象の室内。

玄関がゆったりしていい塩梅。 靴棚もシンプルで おひとり様にちょうどいい大きさ。 隣の観音開きの扉の中には 洗濯機置き場が隠れているとのこと。

そして、玄関の前にはこんなスペース。 わ、これはうれしい居場所になりそう。

細いタイル張りの壁面に、 デスクとして使える約2メートルの固定棚。

上段には棚とハンガーパイプも。 オープンクローゼットとして 使うのもいいですし、 ワークスペースや 趣味に没頭できる書斎コーナーに するのもよしです。

バルコニーに面しているのもうれしい。 仕事や作業に疲れたら、 外を見て目を休めて。

この物件を扱うリビタさんによると こちらのスペースは”スタジオ”スペースと 名付けたのだとか。

趣味に仕事に創作意欲が もりもり湧きそうな 自分だけのスタジオ、いいですね。

続いて広がるリビングダイニング。

シンプルな流し台には2くちのガスコンロ。 水道は浄水器付きのシャワー水栓です。 クールかつ機能的で恐れ入ります。

流し台の横には 冷蔵庫置き場とシェルフがあります。 引き戸で冷蔵庫やシェルフが 隠せるようになってるようです。 生活感をさりげなく隠せるのは ありがたいですね。

天井のライティングレールは 天井躯体からボルトで吊り下げているため、 照明だけでなく、植物やスクリーンを 吊り下げることも可能とのこと。 いいですね！

このお部屋、観葉植物が似合いそうです。 ヒンメリやテラリウムもすてきだろうなあ。

奥のベッドルームもすてきなんです。

カーテンレールでこのように 閉めることができます。

ああ、このおこもり感、落ち着く…。

ジャストサイズの安心感で 静かにぐっすり眠れそう。

それでいて、 うっすら透けているカーテンで 朝日も感じられるでしょうしね。

そして、注目のウッドデッキ！

15㎡のバルコニーには リビングのフローリングと同色の ウッドデッキが敷き詰められています。

室内とスムーズに行き来しやすく、 リビングの延長のように使えます。

こんな風に、自転車を置いたり 植物を育ててもいいですね。

これからの季節、夜風に当たりながら チルアウトするのにも良さそう。

でも1階だと外の視線が… という方も、ご安心を。 エントランスの階段が高く作られていて 1.5階くらいの高さになっているそうですよ。

また、バルコニー側のカーテンは 1枚の布で仕立てた ローマンシェードになっています。 雪見障子のように上下昇降でき、 室内への視線をさえぎりつつ ウッドデッキの広がりを 楽しむことができますよ。

フローリングにも技ありです。 ベッドルームの前はこのように カクカクカクと階段状の 美しい組み合わせになっています。 遊び心のあるデザイン、楽しいな。

最後にサニタリーを見てみましょう。 玄関から上がってすぐの サニタリーはコンパクトで 清潔感にあふれています。

トイレと洗面台が一緒になった アメリカンセパレートタイプ。

バスルームには 浴室乾燥機も備わっています。 夜でも洗濯物を干せて ひとり暮らしに助かる仕様です。

キュービックでモダンな外観も魅力的ですね。 場所は中目黒駅の南側、 中目黒公園がすぐ近くにあり 街中でいて緑を多く感じられるところ。

地下には駐車場に駐輪場、 平置きのゴミ置き場もあり 雨の日でも動きやすい動線です。

住みやすさ、暮らしやすさに加えて ”スタジオ”使いできるスペースや

ウッドデッキの広がりもあり、 好きなもので囲み 都会の喧騒から切り離されて、 心からくつろげそうです。

住まい手の好みや暮らしぶりを 引き立ててくれるような 余白のあるお部屋。 つくづく、いいなあと思います。

文・葱山紫蘇子 劇団維新派→色々→介護業を経験。漫画と建物と書き出し小説が好きな4人の子を持つ大阪のシングルマザー。 @sisokoex