きちんと並んだ三兄弟。三姉妹？

はたまた姉と妹に挟まれた長男君？

その真ん中っ子が
今回ご紹介するおうちです。

見てくださいな、このかわいい玄関！
ナチュラルな木の扉、
綺麗な色味のタイルとぽってり丸いライトに
ときめいちゃって、期待値も爆上がり。

スッキリしたちょっと広めの土間。
暑い夏はひんやりモルタル、いいですね。
自転車や小さなチェア、
観葉植物を置いても良さげ。
ピカピカの透明ガラスから
中がスケスケじゃないかしらと

ちょっと気になった方も、ほら、
うまい具合に正面が壁なので
視線はほとんど気にならないかと。

細長い1 LDKという間取り、

一階奥には洋室がひとつ。

ダブルベッドを置いてピッタリかな、
というサイズ感。

大きく取った窓のおかげで
窮屈さは感じません。

しっかり収納力のある
クローゼットもありますよ。

一階には水回りが集結しており、

階段手前にトイレ、

ちょうど階段下に当たる所に洗面所。
カクカクとシンプルでミニマル。
階段のくぼみがうまいこと、
洗面用品やタオルを置くのに重宝しそうです。

対してお風呂は木目調の
ゆったり落ち着いた雰囲気、
ピカピカで嬉しいな〜。

二階は仕切りのないワンフロアです。
階段を真ん中にしてゆるくゾーニングされていて

キッチンはスマートなオールステンレス。
手入れがしやすそうで、いいな。

剥き出しの銀色ダクトに、
木の梁という組み合わせも
なかなかユニーク。
新旧、仲良く同居です。

開いてる上のスペースは
ちょっとしたロフトになっていて
三角屋根に梁がアクセントになりつつ
程よい抜け感も作り出してくれてますね。
何より、かわいい。

そして、外から見えていた出窓はこれ。

端から端まで、窓！
のおかげで、たっぷり陽射しが降り注ぎます。

ここの窓辺に小さな食卓置きたいな。
丸テーブルがいいかな、
窓に向けてカウンターみたいにしてもいいな。
猫ちゃんと暮らすなら、
きっとこの窓辺が定位置になりそう。
にゃんともほっこり…。

そして、リビングになるであろう
階段を挟んでこちら。
あ、なんか気になるスペースが…！

小さなワークスペース！
いいないいな〜壁に囲われてて、棚もあり
ちょっとしたおこもり感があって。
目の前が窓だと、ついボーーっと外を眺めて
観察して考え事して早数十分…
なんてことがある身としては、これは良き。

隣の窓の外はベランダになっているので
ちょっとした息抜きにも、もってこい。

オンとオフの切り替えもしやすそうで、

床と壁の落ち着いた色味、
勾配天井、梁、控えめなライト、
全てが「居心地の良さ」に繋がっている。

約１０坪の土地に建てられているのですが
工夫次第でこんなにも快適で
気持ち良さそうな空間ができるんだなと
しみじみ感動です。

細長い町家の暮らしがまだあちこち残る
京都ならではかな、とも思ったり。
春には、桜並木が綺麗な高野川がすぐそば。

2人で仲良く、またはプラス1匹で
こじんまり、ほのぼの暮らす…。
そんな暮らしが思い描けて、
思わずにんまりしちゃうのでした。