外から一目見て、 良いおうちだな、という直感。

煉瓦に瓦、と 丁寧に造り込まれた門の向こうには 煉瓦のアプローチが続き もう素敵な気配プンプンの窓辺が見えて、 胸が高鳴ります。 一見平屋にも見えるのですが、

間取りを確認すると 二階に一部屋だけある、二階建て。 一階は随分ゆったりしたつくりですね。 ちょ、ちょっと、ちょっと！ かわいい間取り図、よくご覧くださいな。 デンと広い縁側、 そこから和室を囲うように続く縁側、 さらに反対側には「SUNROOM」の文字、 2階にも縁側ー！ 門から見えてたあの窓辺は、 きっと「LIVING」ですね、 そこもほぼ、SUNROOMってことに なりませんか？！ これだけで垂涎モノなのですが。 落ち着いて。（まず私） どんだけ窓際を楽しもうってお方？好き。 間取りだけで両手ハイタッチしたいくらい。

ああ…まだ玄関にも辿り着いてなかった…。 どうしよう、玄関もかわいい！ 木枠のチェッカーガラスに、モールガラス、 小窓付きの、横板の扉。 庇も大きくて、雨の日も助かります。 横に置いてある柑橘は、 庭で採れるものですか？！

内側から見ると、ガラスを通して 光がキラキラ入る様子にうっとり。 晴れやかな気持ちで、 「いってきます」と出かけられそう。

玄関から右のガラス戸を開けると、 そこがリビング。 モールガラスがたまらないですね。 テレビを見たり、というよりも、

ここで過ごす時間を楽しむためのリビング、 という感じがします。 読書や音楽を好まれる方にピッタリかと。 この写真を撮影した時間帯、 ちょうど良い角度で陽射しが入り、 年季の入った壁も 表情作りに一役買っています。 味のある木の扉を開けると

そこはダイニング。 目に飛び込んで来るもの、 いちいちときめきます。 パーケットフロアに、ポテっと丸い照明、 その前にある食器棚、素敵そう！

ほら、素敵！ 頼もしい容量の、レトロかわいい棚。 ミッドセンチュリーなポットも、 北欧の素敵なプレートも、 渋めの小鹿田焼の器も、 昭和レトロポップな花柄グラスも、 全部受け止めて、しっくり収めてくれそう。 そして、気になりますよね、 手前のこの朱色の煉瓦風の壁…。

なんと心が踊るキッチンでしょう。 水玉のワンピースでも着て チェリーパイなんか焼きたくなっちゃう。

鮮やかな煉瓦風の壁も、 調味料を置くための小さな棚も、 丸い取っ手も、外が見える小窓も全部、 ここに立つ時間をご機嫌に変えてくれそう。

有孔ボードには、 キッチンツールをあれこれ掛けて。

両側に窓があって違った眺めを楽しめる ダイニング、贅沢な空間です。 窓の下にも収納がありますね。 階段スペースを挟んで、 お待ちかね、縁側へ…。

わぁぁ、溢れる陽射しにクラクラしそう。

L字に続く縁側も、これでもかと 燦々と降り注ぐ光。 杉板の縁側は、スベスベと、 足裏にも心地よい。

新しそうに見えて、 伝統的な意匠も、残されていて。

さっきのキッチンとはまた別世界が 繰り広げられている、驚きと感嘆と。

船底天井の和室から続くサンルームも また異なる風情で、楽しませてくれます。

板張りに、大きな出窓。 あの壁のところ、 机を置いてワークスペースにも 良さそうですね。

さっきの縁側の窓辺に机、ってのも 個人的には惹かれるのですが…。

出窓の向こうには こんなのどかで緑豊かな風景が。

奥の和室も、戸を閉めても 障子と明かり取りのガラスから 柔らかく光が入ります。

落ち着きますね…。 お布団敷いて寝て、目が覚めたら 気持ちの良い朝の光が優しく届く。

グイーッと伸びをして、 体がじんわり目を覚ますまで、 縁側でしばし時間を過ごして、

顔を洗いに、キッチンを通り抜け 洗面所へと。 まっさら白い洗面台で頭もシャキッと。 ヘリンボーン柄のフローリングは 優しい色合い。

まぁまぁ、お風呂も真っ白ピカピカ。 湯船も広々で快適そうです。

トイレは玄関入って目の前なのですが こちらも綺麗になっていて 小窓もあってほっと落ち着く空間に。

手洗い場が備え付けられているので 部屋に入る前にここで洗っていくのも 今のご時世、良いかもしれません。

さてさて、最後はお二階へ。 階段を上り切ったところに、小窓がふたつ。

これは、窓枠の様子からして リニューアルされたのでしょうか。

洋室へと改装したのでしょう。 和室の名残を残しながらも、

なぜか、収納扉がモールガラス。 中が透ける…でも、かわいいから許す。

ほら、縁側の窓辺の様子も、 嬉しくなっちゃう、古いままの窓、 レトロなガラス。

あっちからもこっちからも、陽射しが入り

ゆったりとした京都北の景色が 心を潤してくれます。

一方で一階の庭は、しっとり風情。

これは同じ屋根の下なのかしら、ってくらい 豊かな表情を見せてくれる部屋と窓辺たち。

その日の気分で、過ごす場所も、 何をするかも、バラバラで。 気持ちを切り替えられそうだし、 それって素敵。

修学院離宮の目と鼻の先にあるという、 この古民家。

元々持ってる味わいに、少し手を加えて 更に素敵なおうちになりました。 窓がたくさん、陽射しがたっぷり。

ここで家族と過ごす時間はきっと、 ポッと心に陽だまりができるような 明るい思い出になるんだろうな。 なんだか、考えるだけで、 胸いっぱいになっちゃうな。

こちらの物件、先日無事に住人さんが決まり 賃貸としての募集は終了しましたが、 2022年4月22日（金）まで “リノベ事例”として見学可能だそうです。 見学を希望する方は、この物件を手がける ミツワ産業株式会社のホームページから 問い合わせてみてくださいね。