キャンバスみたいなお部屋だなぁと 思いました。 真っ白い壁に真っ白い床。

ポイントで使われてた木材が イーゼルのようにも見えてくる。

ここは鎌倉市材木座。 120㎡を超える大きな一軒家です。 ちょっぴり変わった形の 間取り図から こだわって作られたことが 伝わってきます。

25帖の広いLDK。 階段に合わせた木製家具で ナチュラルにまとめるのもいいし カラフルなイームズチェアなんかも 白いタイルの床に映えそうで どんなスタイルでいこうか 考えるだけで胸が高鳴ります。

奥にすっぽりと納まった キッチンエリアは リビングエリアとは ホワイトと木目のバランスが 入れ替わって カントリー風の仕上がり。 パンをこねたくなるような 大きなカウンターがうれしい。

お料理欲が高まる 4くちコンロにオーブン。 凝ったメニューにも挑戦させてくれる 強い味方です。

和室と表記されたお部屋は 板張りになっていました。 地窓に玉砂利…！ こんな風情のあるお部屋があれば いつだって自信を持って お客様をお招きできそう。

お次は2階へ。

階段を上がって正面、 廊下の突き当りには書斎スペース。 ここ、いいですよねぇ。 すみっこ好きにはたまらない、 ベストポジションです。 背面にある、原稿用紙のような 規則正しい棚も素敵。 本できっちり埋めるもよし、 お気に入りの小物を ぽつりぽつりと置きながら 余白を楽しむもよしです。

こちらは6帖の洋室です。 棚と窓の細長さもさることながら もっと気になるのが お隣の部屋が見通せる 大きな窓。

窓の向こうのお部屋は広々11帖。 こちらが主寝室、お隣が子ども部屋、 という感じだと お子様が小さいうちは 遊んだり、寝ている姿を 見守ったりできますね。 何より、室内窓って そこにあるだけで楽しい。

プライバシーを守りたい時は こうして閉めておける、 実用的な2WAYです！

それにしても、 ベージュと白のストライプって なんでこんなにかわいいのか…。 そしてこのお部屋、 扉が2つついていて 廊下にも サニタリースペースにも 直接アクセスできるのです。

ボートのような形の浴槽は 頭をあずけて ゆるりとリラックスできそう。

わ！スケスケだ！ 間取り図を見た時から ちょっぴりそんな予感もして 楽しみにしてました。 洗面台は、ラグジュアリーな 全面、白タイルです。

トイレからお風呂まで ノンストップの クリーンな白が気持ちのいい オープンスペース。

個室のトイレも 1階にありますので 安心してくださいね。

真っ白で大きな外観は やっぱり室内と同じく キャンバスみたいだなぁと思いました。

そして、このお家で過ごす毎日は キャンバスに色をのせる瞬間みたいに 胸が弾むような 生活になるんじゃないだろうかと ワクワクしてくるのです。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。