真っ赤なドアのとなりにちょこん。
カーブを描く猫背がうるわしや…。
むむ、視線を上げると
壁にはかわいい足跡。
こちらは猫たちと
暮らせるおうち。

お気づきですか、猫たちですよ、
猫たち。
多頭飼いOKだそうです。
なかなかないですよね。

そう、これこれ！
キャットステップが
設置されてるの、うれしい。
自分で買ってきて
汗だくで必死になって組み立てて。
なのに猫たちときたら
本体が入っていた
ダンボールのほうばかり
気に入っちゃったりね。
あるあるですよね…。

わ、これはヒトもうれしい…！
飴細工みたいな
シャンデリア、かわいい。

玄関から入ってすぐ居室じゃないのも
考えられていますよね。
むやみに飛び出したりしないように。
日向ぼっこできるサンルームもあってさ…。
ああ、考えるのは
やはり猫のことばかり。

デザインが秀逸なのも
ポイントだと思います。
ステップの数が多いから
場所取りで揉めちゃうことも
ないでしょう。

あっ、かわいい〜。
ホンモノの肉球が
目の前にあろうとも
やっぱりにっこりしちゃう。

2階の床の一部が
ガラス床になっている。
1階の採光確保にもなるし、
もうひとつ、期待したいのは
あの眺めですよね。
ほらほら、あの…。

下から猫たちを見上げる
すばらしき風景。
ガラスの床の上で
香箱座りしてくれるかな。
数々の肉球を下から。
想像しただけでも、ああ〜。

台所はレトロなガラス戸の向こう側。
調理中に台所までワイワイと
パトロールに来てくれるのは
うれしいけれどハラハラしますもんね。

いつもにぎやかな居室だけれど
調理の時は少し落ち着いて。
戸の向こうでニャーと鳴かれたら
つい開けてしまうんでしょうけれど。

台所とは反対側のすみっこには
くぼんだスペース。
むむ、この個室感。
ここを猫たちの
トイレ置き場にしてもよさそうですね。

用を済ませたあとに
猫砂を丁寧に掻いたと思いきや
ワーッと走り出す
あの突然のヤル気モード、
このリビングの広さならいける。

一番奥の扉を開けると
ちょっとしたデッキスペースがあります。
猫草の量産も夢じゃない。

階段下には収納スペースが。
しっかりモノを詰め込んで
猫たちに占領されないようにせねば。
あの子たち、狭い場所が好きだから。

2階にも猫ちゃんたちが
しっぽをピンと立ててくれそうな
ごきげんな設えがたくさんあって
（夏場はここらへんで涼みそうだな）

わ、いいですね。
日当たりのいい2階。
白と焦げ茶のコントラストも素敵だし

1階もそうでしたが
照明のチョイスが好きだな。
むき出しになった梁とも
とてもお似合い。

ギャラリーみたいですよね。
さらに増やすならやはり
我が猫ちゃんの写真でしょうか。

うふふ、これこれ、ガラスの床。

どうかここで香箱座りを、と
またもや期待が膨らむ。
そしてその奥にある引き戸が

サンルームへとつながります。
猫ベッドに横たわる
ホカホカになった身体を
よしよしと撫でながら
「私と人生（猫生）、代わってみない？」と
持ちかけてみる休日の昼下がり。

サニタリーは1階に。
のんびり湯船に浸かっていると
扉の前で出待ちする子もいるでしょうし
日頃はシャワーでササッとね。
湯船に浸かりたい時は
近くにいい銭湯があるみたい。

トイレもきちんと個室。
たとえ愛しい猫たちでも
落ち着いて過ごしたいもの。

少しでも幸せな猫ちゃんが
増えるようにという思いが
伝わってくるような猫ハウスです。

私も2匹の猫ちゃんと暮らしていますが
ベッドを占領されたり
本棚に入り込まれたり
窓辺を占拠されたり、
（あれ？乗っ取られてばかり…）
ゴロゴロ甘える様子を見ては
あ〜もうなんという幸せ…！と
喜びを噛み締める日々です。

どうか猫ちゃんたちと
一軒家で快適に過ごしたいな〜と
お考えの方に届きますように。