惚れ惚れするようなお部屋に出会ってしまい
しばし見入ってしまいました。
こちらは洗面所とトイレの入り口ですが
まるで映画のワンシーンにでも出てきそう。
レンガの壁、ルーバー扉、
アンティークのドアの向こうに
白のサブウェイタイル、まぁるいミラー…
開けっぱなしにして
こんな絵になるトイレと洗面所、
なかなか出会えないのでは？

壁のタイルはよく見ると
面取りされててボリューム感があり、
床はブラウンのハニカムタイルと
なんともハンサム！
トイレからのスタートで失礼しましたが
とにかくあちこち素敵なので
ゆっくり見て行ってくださいな。

洗面横のお風呂は
据え置きタイプのバスタブ。
昼間は小窓から陽射しが入り
真っ白なタイルが、より輝いて
いっそう優雅な気分にさせてくれそう。

先ほどちょっと見えていたレンガの壁は
キッチンなのでした。
後ろは収納でもあり、
なんと洗濯機置き場も隠れています。

色とりどりのレンガ、
はみ出したモルタルも味わい深いし
まるで町の洋食屋さんのよう。
こんなキッチンで何作ろう？
オムレツ、ビーフシチュー、
ハンバーグに、ポトフ、、、似合うなぁ。

作業スペースも広いし、
コンロは４くちなので、
ぜひ、じゃんじゃんお料理してほしい。
レンガの壁にぽっかり灯るデッキライトも
気分を高めてくれる。

二面採光で日当たり良好、
リビングの掃き出し窓の横には
なんとガラスブロックが！
レンガの壁からニョキッと伸びるライト、
上からぶら下がるライト、
ガラスブロックから入る、
眩しくも優しい光…。
あれもこれもあるのに
すっきり美しくまとまった
なんとも素敵な空間に
うっとりしてしまいます。

床も海外から輸入した古材を
使ったというこだわりよう。

このアメリカンスイッチに並ぶ
丸いスイッチ、初めて見た。
ボツンって押すのかな。
押してみたいな…。
あれ、向こうの壁に星が見えるぞ。

壁に星が３つ、並んでる、かわいい！
三ツ星シェフのお部屋…。
パキッと黄色いドア、
目に入るだけで
なんだか元気になっちゃう魔法の色。

このドアは玄関への廊下に
繋がっているのだけれど

裏と面で色が違うのね。
レンガにダウンライトの
シックな空間から
パッと明るい空間へ飛び込む前、
ちょっとしたワクワク感を高めてくれそう。
透明のドアノブを握る度に
ほんのりときめき。

そして、どうしたことかしら、
ジャクソン・ポロックが
絵の具をぶちまけたかのような床。
なんともアーティスティック！
遊び心たっぷり、ラフなようでいて、
使われてる建具や照明は
どれも本物のアンティーク。

ギュギュッとこだわりの詰まったお部屋は
どこを切り取っても絵になりそう。
おしゃれだけれど、
ピカピカの新品ではなく、
良い感じに傷があったり
味が出たものたちのせいか
しっとり落ち着いたムードで
すぐに馴染めそうな
不思議な親近感があります。
こんなお部屋にいたら
料理なり、音楽なり、絵なり、
何かしらクリエイティブなことに
没頭してみたくなりますね。

ミュージカル映画の主役気分で
クルクルと回りたくなるような
既に素敵なこの空間を
自分だけの色に染めて
オンリーワンな部屋を極めて欲しいな。