玄関入って、上を見上げると
まあるい輪っかの照明。

あら、可愛い！
突き抜けた天井に、剥き出しの梁が
橙色の明かりで照らされて
柔らかくてとっても良い雰囲気。

土間にはキッチン、
そして右手にはトイレ。

元々はトイレは
外にあったらしいんですが
リノベーションで
中に入れたそうです、
しかも温水洗浄暖房付きで。
ありがたい！
階段下を活かした
ちょっとした棚も気が利いてる。

階段、かなり急です！
上る時は気をつけて。
さて、間取り図は…

なんと、手書きの立体図ときましたか！
「屋根裏は想像」なんてメモ書きに
クスッとしちゃう。
上った先はロフトとあるけれど

白い壁と天井が伸びやかで
広々と感じます。
そして吹き抜けを囲む形である

このスペースが、
なんとも良いんですよねぇ。
居室にはならないけれど
あったら絶対嬉しいスペース。
そのまま残された傷もある古い梁が
温かみがあって、すごく良い味。
これぞリノベの醍醐味。

ここから家中をぐるりと見渡せちゃう。
蝋燭を立てたシャンデリアみたいな
この照明がちょっぴり特別な
ハッピー感をプラス。

ほら、そのスペースにいる人たち、
めっちゃ楽しそうですよね〜。
私もそこに仲間入りしたい…
吹き抜けに足ブラブラ垂らしながら
１階と２階とでおしゃべりなんかして。
横の窓をガラリと開けて
外を眺めてみたり。

キッチンではちょっとした料理作って
２階で待つ友達にもてなしたりして。

ポッと灯る光が、どれもあったかいな。

疲れて帰宅した夜も
この灯りで心がホロロと緩みそう。

トイレは中に入れたんですが
実はお風呂は外のままなんです。
でも、大人なら
大股でひょいっと一歩二歩の距離！

寒い時期は辛いかなぁ…と
思っちゃいますが
友達が遊びに来たなら、
ネタのひとつにもなりそうな。

水色の丸いタイルぴっちりに
柄違いのタイルが並んだ
レトロ可愛いお風呂の床。

暮らすなら、１人か２人の
サイズかなと思うんですが
何だかワイワイ団欒が似合う家。

きちんと残された古い建具や窓が
本当に可愛くて

多少の不便は許してしまう、
不思議な愛嬌のある空間。

ちなみに、近くには
平安神宮や、京都市動物園、
近代美術館などがあり、
琵琶湖疏水が流れるという
なかなかに素敵な立地です。
ちょっとそこまで散歩するにも
最高じゃないですか。

連棟住宅なんですが
ご近所さんたちも
良い人ばかりとのこと、嬉しい…。

どこにいても、ゆるーく繋がる感じ。
コンパクトなつくりだけれど
程よいおこもり感と安らぎがあって
全てまるっと柔らかく包んでくれそうで。
暮らす楽しさが
ギュッと凝縮したような
素敵なおうちなのでした。