何度見ても感動する、 スケスケのお風呂。 あ！スケスケのやつだ！ と、見つけるたびに テンションが上がってしまう。

兵庫県神戸市にある スケスケは、 とってもクール。 見たいなら見れば？と 言われているような ツンとした雰囲気がいい。

どこから見てもスケスケ。 なんならトイレも 一緒にスケスケの仲間。 バスルームやトイレに 目隠しが必要だなんて、 固定概念だったのかも。 そう思わせてくる 清々しいオープンさです。

「深江駅」から徒歩1分の デザイナーズマンションは、 間取りもとっても個性的。 お部屋に入るとまずは 8帖のリビングダイニング。 階段をのぼると スケスケのバスルーム。

カクカクとした空間に 上手に家具を配置して、 バスルームに負けない センスのいい インテリアを目指したいな。

クールなコンクリートの 打ちっぱなしが、 お部屋全体の雰囲気を ぐっと味のあるものに。 かっこいいですねぇ、 なんだかアジトみたいです。 じわじわと溢れ出る アンダーグラウンド感。

1階にあるのは ちんまりした小窓のみ。 吹き抜けから 光が差し込むので、 日中は明るいですね。

階段や床の一部も、 光をゆるく通してくれる。 とはいえ日当たり抜群！と いうわけではないので、 このアジト感がお好きな方に ぜひぜひ見つけていただきたいです。

ひとり用の小さな テーブルと椅子で、 かたいパンを食べたい。 あるところからの指令を じっと待っている風に、 真面目な顔をして食べたい。

ある界隈では有名な、 闇のヒーローの 気分になれそうです。 楽しいひとりの遊び。

キッチンはコンパクト、 1くちのIHコンロです。 ブラックの重厚感が、 コンクリートとぴったり。 蛇口に反射した光すら、 ギラリと鋭く見えます。

下から見たバスルームも かっこいいです…！ 宙に浮いているみたい。

洗面台、トイレ、 バスタブがきゅっと。 ここに住んだら、 自然と開放的になりそうだ。 スケスケの中で、 お風呂に入ってトイレして。

外に行ったらしゃんとするから、 いいじゃんここでは フルオープンで！ってね。 解き放たれた気分で、 日々を過ごせると思います。

奥にあるくぼみに シルバーのラックを すっぽりとはめ込んだら、 お部屋の雰囲気を邪魔しない 収納スペースになりそう。

リモートワークの方は、 デスクを置いて お仕事スペースにするのも 集中できそうです。

ガッチリとしたベッドよりも、 マットレスだけポンと 置くのが似合うかなぁ。 物も最小限にして、 シンプルライフを送りたい。

ずらりと本を並べるのではなく、 1冊の本を擦り切れるまで 何度も大切に読む。 流行りに飛びつくのではなく、 自分の感性でお部屋に 置くものを選んでいく。

そんな生活が、 ここには似合う気がする。

外から見てもわからない、 バスルームのスケスケ。 秘密を隠しているみたいで ちょっぴりワクワクします。

玄関を開けたら歩きながら 服をポイポイと脱ぎ捨てて、 バスタブに入りながら シャワーでお湯をためたいな。 あ～今日もがんばった！って スケスケの中で呟いたら、 一気に身も心も ほぐれていくと思います。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana