愛知県「布袋駅」。 キュートがたっぷり 詰まっているお部屋を 見つけてしまいました。 なんともかわいらしい ピンクのクロス…！ 淡すぎず、濃すぎず。

メルヘンな雰囲気で お部屋を飾るのもいいけれど、 グリーンやブルーを組み合わせて、 やさしげな北欧スタイルに してもきっとすてきだろうな。

間取りは、 寝室とリビングが しっかり区切られた1LDK。 起きる部屋と眠る部屋。 オンオフのスイッチが、 自然と切り替えられそうです。

リビングは11帖とゆったり。 ソファとローテーブル、 ダイニングテーブルと 小さな椅子を置くスペースも、 しっかり取れるのではないかしら。

“北欧インテリア ピンク”で 色々調べてみたらですね、 おしゃれさが爆発しておりました。 あえてグレーのソファで 全体を引き締めたり、 ターコイズブルーのクッションで 色のポイントを作ったり。 かわいいだけではないんだなと、 ピンクの奥深さを 知ることができました。

照明も手を抜いていません。 お好きな方向に ひょいと向けられるライトで、 壁に飾ったお気に入りの絵を 照らしてもよし。 ライブハウスごっこを 夜な夜なひとりでしてもよし。 このお部屋で歌うなら、 やっぱりポップな歌でしょうか。

床の無垢材も味わい深い。 この色合いにしっくりくる ナチュラルなテーブルを、 どうにかこうにか探し出して…

キッチン前の このスペースに すっぽりと配置したい。 窓のすぐそばでの食事、 きっとおいしいでしょうね。 そよそよと風を浴びながら、 ゆっくり朝ごはんを食べたいな。

そうでしたそうでした、 こちらのお部屋、 ばっちりフルリノベーション されているのです。

だから、キッチンだって こんなにピッカピカ！

無垢材を使ったキッチンに、 つやつやのホワイトタイル。 あえて引き出しの取っ手は キリッとかっこいいブラックで。 そしてそこに参加する、 ふわりと軽やかなピンクのクロス。

あぁ、どこを切り取っても コクコク頷きたくなる愛らしさ。 視界がとってもしあわせです。

設備面も頼もしいのです。 3くちコンロに魚焼きグリル。 お料理スペースもシンクも たっぷりの広さで。 一人暮らし向けの物件だと 忘れてしまいそうなほど、 ほしいものが揃ってる。 窓の外を見ながら お料理できるのもうれしいな。

キッチンの背面もどーんと！ 冷蔵庫に食器棚、 追加でラックも置けそうです。 シンプルな木のラックに、 自家製梅干しや生姜を 並べてうっとり眺めたり。

お酒好きの方は、 バーのようにおしゃれに ボトルを並べても すてきになるんじゃないかな。 カシスのリキュールや 果物たっぷりのサングリアが、 お部屋の雰囲気に ぴったり合いそうです。

ではでは、そろそろ もうひとつの洋室へ。

右側の扉が洋室に、 左側はサニタリーへと 繋がっています。 視界いっぱいのピンクを いったん廊下で区切るのは、 もうひとつの洋室の雰囲気が びっくりするほど変わるから。

ね、まるで海の中みたい！ すごいですねぇ、 ピンクの世界からの変化。 ぼうっと窓を見ていると、 だんだんと水の中から空を 見上げている感覚になります。

白いマットレスだけ ポンと置いて、 ゆったり眠るだけの お部屋にしたいな。 テレビやパソコンは ここには持ち込まない。 水の中でゆらゆらと 揺れている気分で、 夢の中へ溶けていけそう。

クッションフロアも、 海底の砂みたい。 波に遊ばれて ゆるるんと動く砂。

海の中の洞窟だぁ、 とつい想像が膨らむのは、 ウォークインクローゼット。

海に似合うワンピースを、 おしゃれなハンガーで たくさんかけたいな。 上の段にはハットやバッグを。

あ～～楽しかった！ と満足してしまいそうです。 それほどの魅力が詰まった 5帖の洋室でございました。

ただ、もちろん ここで終わりではありません。 ぜひとも見ていただきたい ポイントはまだまだあるのです。 海のさわやかさを感じたら、 またキュートの出番ですよ。

じゃん！水玉の床～！ 胸キュンです、飴玉みたい。 ピンクのクロスが またスイートさをプラスして。

明るい色合いの 洗面台がよく似合う。 ここで身だしなみを整えたら、 いつもよりもすてきになれそう。

シンクは実験用のものが 使われているそうですよ。 カクカクッとした形が かわいさとのギャップでいい。

お風呂はうれしい 追い炊き機能付き。 清潔感のあるお風呂も、 もちろんいいなと思うんですが…

鏡にチラリと写り込む 洗面台のアピールがすごいです。 「かわいいでしょ！ 　もっと見ていいよ！」と ニコニコ顔で言われているみたい。 かわいいよ、かわいいよと、 ワガママっ子をなだめるみたいに 小まめにお手入れしてあげなくちゃ。

ちなみに、今回ご紹介している お部屋は101号室。 「1階かぁ…」と思った方に、 ぜひとも伝えたい 1階だからこその魅力があります。

それがこちら、 住人さん専用のお庭！ ガーデニングもできちゃいます。 バジルとか、大葉とか、 ハーブ類を育ててもいいなぁ。

朝起きたらパジャマのまま ひょいとお庭に出て、 いい香りの葉を何枚か摘んで。 朝食用のサンドイッチに 取れたてを挟んで、 ダイニングテーブルでぱくり。 うわぁ、すてき。 日々のゆとりは朝からですね。

かわいさにさわやかさ、 頼もしい設備もしっかりと。 そして最後にお伝えしたい、 なんとお家賃4万7000円。 さらに敷金・礼金・保証金ゼロ！

あまりにびっくりして、 なんだかテレビ通販の テンションになってしまいました。 どういうことなのでしょう。 いいのでしょうか、やさしさ？ 大家さんからのプレゼント？

みっつのゼロで浮いたお金を インテリアに回せば、 なかなか手が出なかった 憧れの家具との生活が、 現実のものになりそうです。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana