絵に描いたような「老後に住みたい家」、
バッチリそのままのおうち…
ついに見つけてしまいました。
ほら、この庭先。
にっこり微笑む老夫婦が見えませんか。
ロングワンピースに
エプロンがお似合いの奥様、
ジーンズに丸眼鏡、
手にはジョウロを持った旦那様。
どちらも自然な銀髪がとっても素敵。

しかも、場所は鎌倉雪ノ下。
小町通りや鶴岡八幡宮など
観光地でもありながら
ちょっと入ると緑が多く
上品なイメージがあります。
人生の節目で鎌倉に移住した、という話を
いくつか聞いたことがあります。
海と山に囲まれ
自然豊かな土地でありながら
買い物にも困らない。
ゆるり、のんびり、穏やかな場所柄に
多くの人が惹かれるのだと思います。

どこか避暑地のような
丸太造りのログハウス。
こんなにも自然と調和をなすおうち、
なかなか出会えません。
30年弱の時間をかけて、
木々と家が共に育ち
馴染んできたのが伺えます。

広々としたウッドデッキ。
そこから眺める庭先の景色。

あぁ、癒し。
朝から晩までここで過ごしてもいい。
春先には可愛らしい花々が咲き、
初夏には新緑が目に鮮やか。
秋には紅葉を楽しみ、
冬にはそうだなぁ、
雪景色が楽しめたらいいなぁ。

庭先を眺められるウッドデッキ前の部屋、
見るからに頼もしい丸太組み。
ロッキングチェアがお似合いです。

上を見上げれば
立派な梁に、くるくる回るシーリングファン。
ログハウスって、湿度の調整が優れていて、
木は断熱性が高いため、
夏は涼しくて冬は温かいんだそうですよ。
木って触れるだけでも、癒されますよね。
ひんやりしても、嫌な冷たさがない、
熱くなることはないけれど、温もりがある。
自然のものって素晴らしい〜！
と改めて感じます。
そしてなんと、暖炉まであるんです。

こりゃ冬のおこもりタイムも最高です…
ブランケットを掛けて
ホットココアにラムを数滴。
分厚い本を読みながら
ロッキングチェアをゆーらゆら…
あぁ、想像するだけでとろけそう。
夕飯はコトコト煮込んだシチュー。

ロフト部分もとっても素敵。
三角窓から入る光が、
なんだか森の中にでもある教会のよう。
天窓もありますね。
ここで浴びる朝の光、幸せだろうなぁ。

トイレとバスは同じ空間だけれど
ゆったりしていて、
白いタイルで統一され、ホテルライク。
トイレ横にあるのはオイルヒーターかな？
と思ったら、タオルウォーマーというようです。
タオルや着替えを掛けておくと
じんわりふんわり暖かくなり
室内もほんのり暖かくなるそうで。
優しい〜。
残念ながら間取り図がないんですが、
3LDKと、2人か3人で暮らすとしたら
十分な部屋数かと。
温かみに満ちたログハウスですが、
やはり庭が本当に素晴らしい。

わかりますか？
向こうに海が見えるんです。

この美しい庭の向こうに
水平線が見えるなんて、夢みたい。
この美しさを保つために
庭の手入れ、お世話、がんばれそうです。
鎌倉のターシャ・テューダーになりたい。

絵本の中にでも出てきそうなこの佇まい。
振り返りつつ、しみじみ
ロケーションも家も、最高だなぁ…と。
老後とは言わず、今すぐこんな所に
移り住めたらいいのに、と
思ったのでした。