たぶん、というより絶対、
魔法学校の寮なのでは！？
と思ってしまう物件を見つけました。

魔法使いの素質がある子たちが、
ここでワイワイと共同生活を
送っているのではないかしら。
そんな想像をしてしまいます。

この門も、杖を振らないと
開かないタイプのやつ。

壁にくっ付いているのは、
もしかしてポストかな…？
かわいい、カバンの形みたい。

この魔法学校の寮、
どこにあると思いますか？
なんと埼玉県、富士見市。
まったく、盲点でございました。

いつも過ごしている世界から、
別の世界に続いているような小道。
一歩踏み出すたびに、
タイルがキランキランと輝きそう。

光の使い方が、とっても上手。
先があんなに明るいと、
きっとワクワクした世界が
待ってくれているんだろうなって、
そう思うことができるから。
新しい街に引っ越してきた、
新米の魔女子さんの気分です。

今回ご紹介するお部屋は、
右手にある202号室。

他のお部屋には、
どんな人が住んでいるんだろ。
厳しいけど面倒見のいい
大先輩のベテラン魔女さん？
それとも、同じくらいに入居した
同期の駆け出し魔女っ子かな。

間取りはシンプルなワンルーム。
バストイレ別、室内洗濯機置き場と、
設備面もうれしい作り。

さらに、胸がときめくロフト付き！
この物件にロフトがあるなんて、
テンションが上がる準備をしなくては。

期待を裏切らない、
いやそれ以上のクオリティ…！
本当に日本ですか？と目を
疑ってしまうほどです。

天井も、床も、窓も。
ここまで雰囲気がばっちり
統一されているお部屋は、
なかなかないんじゃないでしょうか。

三角屋根を活かした天井、
眺めているだけで楽しい。
スッと高さもありそうだなぁ。
実際のお部屋よりも、
さらに広く感じられそうです。

ああ、もう、メロメロです。

ふわりと灯るランプ、
まるで本物のお花みたい。
魔法で光っているような、
そんなやさしい光です。

味わい深い木の色に
オレンジの光が反射して、
なんてあたたかい空間なんだろう。

お部屋にちょこんとある洗面台も、
海外風でウキウキしちゃう。
蛇口のデザインも完璧。

奥に見える梯子を登ると…

なんとも落ち着く空間が！
天井は、低すぎず高すぎず。
やわらかな土が固まったような、
ぬくもりのある色の壁もいい。

マットレスだけをポンと置いて、
ロフトで寝起きしてもいいなぁ。
あえて本をごちゃっと積んで、
夜寝る前に1冊だけ、
ピンときたものを選んで読もう。

小さな灯りも付いているから、
夜になっても読書ができる。

こんなに愛らしいカーテンレール、
なかなかお目にかかれません。
光が繊細に透けるレースカーテン、
きっとぴったりでしょうねぇ。

このお家を作った方は、
本当にすてきなセンス。
たくさんお礼を言いたいです。
キッチンにはレンガでしょう！って、
思っていただいたんですね？

ありがとうございます。
あのレンガがあるとないとじゃ、
きっと大違いだったと思います。

かわいいだけではないですよ。
3くちのIHコンロで、
機能面だって頼りになる。

大きなお鍋でぐつぐつと、
本人にしかわからない
魔法のスープを作ろうかしら。

どこまでも手を抜かない。
物件へのこだわりに脱帽です。

四方八方が木に囲まれて、
まるで自然の中でゆっくり
お風呂に入っている気分になりそう。

しかも、追焚機能と
浴室乾燥機付きでございます。

シャワーの魅力に、
思わずため息。ほうっ。

ホテルに置いてある、
おしゃれな電話ではないですか？
シャワーでここまで心が躍るのは、
生まれて初めての経験です。

このシャワーを浴びるたび、
なんだか自分が
美しくなっていきそう。

つい見てしまうポイントが、
トイレットペーパーホルダー。
ここがおしゃれかどうかで、
トイレのイメージが
ガラッと変わる気がするんです。

さすがです、納得の一品。

自転車置き場に見えるけど、
もしかしたら魔法使いの
ホウキをしまうところかもしれない。

雨から守ってくれる
屋根があるのもありがたい。

日本にいることを
忘れてしまいそうな、
夢にあふれた魔法のお家。

魔法使いがいるか、いないか。
それは誰にもわからないけれど…。
家に帰ってきゅんとしたなら、
もう、それが魔法のひとつかも。

生活中でワクワクしたり、
ドキドキしたり、ルンルンしたり。
そういうピュアな気持ちを、
ゆっくり思い出させてくれそうです。