カフェを始めたい人に ぴったりすぎる物件を、 千葉県で見つけましたよ。 すでにと〜っても キュート＆おしゃれな内装！ そこまで大きく手を入れずとも、 スムーズにお店を始められそうです。

千葉県松戸市に 馴染みのある方なら、 すでにご存知かもしれません。 昭和35年に建てられた レトロな雰囲気の元社宅、 その名も「せんぱく工舎」。

オーナーさまご協力のもと 不動産屋さんが一棟丸ごと借りて、 室内すべてを「DIY可能な クリエイター中心の拠点」として 運営しています。

今回募集するのはC号室。 1階の通りから見て 3番目のスペースです。 もちろん、こちらもDIY可！

以前はこむぎロールのお店や 古着のセレクトショップ、 スコーンの物販店舗が 入っていたのですって。

ほんとだ、外観に 愛らしい「こむぎ」の文字。 次のお店の名前はなんだろな。

は〜、やっぱりときめく。 DIY可とはいえど、 このままあまり手を入れずに かわいい内装をいかしたい 気持ちも出てきちゃいますね。

ぬくもりのある木の土台に、 落ち着いたグレーのソファ。 木材の節が多めのフローリングも ナチュラルな印象ですてきだし、 ホワイトの壁をメインに 差し色でイエローを使うのも センスよしじゃありませんか。

内装に合うデザインの 机と椅子を用意すれば、 すぐにでも準備が整いそう。

もし私がカフェをやるなら、 この奥まったスペースが おこもりコーナーになるように 椅子や机を配置したい。 長居してもいいよのメッセージ。

もちろんカフェだけではなく、 物販店舗にもご利用いただけます。 物販ならどんなお店が似合うかな。 アイシングクッキーのお店や、 ドライフラワーのお店とか？

ちなみに、1階にはほかに 自転車屋さんや料理教室、 カフェを併設したお店や お子さま向けの塾が並びます。 2階は、クリエイターさんたちが アトリエとして使用中とのこと。

毎月月末にはイベントや 合同展示会などを開催していて、 近隣にお住まいの方のみならず さまざまな場所から たくさんの人が集まるそうですよ。

お店の集客、大変ですものね。 せんぱく工舎自体に 人が集まってくれるなら、 だいぶ心強いのではないかな。

室内には残留物もあり、 コロンとまぁるい照明やら

しっかりしたエアコンやら、

ペンや伝票置き場によさそうな ラックやらがあるのですが、 基本的に室内にあるものは すべて残置物扱いになり 現況有姿でお引き渡しになります。

残置物、いいです、いいです。 不要なものであれば 捨てるのにお金がかかるので 初期費用が膨らんじゃいますが、

キッチンには流しや 小型湯沸かし器も残っており、 むしろラッキー！　の気持ち。 ぜひそのまま活用したい。

ホワイトタイルのキッチン、 ツヤツヤきれいでうれしいな。

この清潔感、今までのお店が 丁寧に使ってきたのでしょうね。 ぜひその配慮を引き継いで、 毎日しっかり管理していきたい。

お客さまとして お店に足を運んだとき、 キッチンまできれいだと やっぱり気分がいいですもの。 見られていないようで 見られているのが接客業……。

以前の店舗のスコーン屋さんは だいぶ長くやられていて、 県外からお買い求めに来る方も いらっしゃったのですって。 このキッチンとスコーン、 たしかにイメージぴったりだ。 これからどんな味が このキッチンで生み出されるか、 楽しみだなぁ。ワクワクしちゃう。

冷蔵庫やレンジもありますが、 これも残留物扱いなのかな……？ そうだったらありがたいな。

流し台はコンパクト。 業種に合わせて適宜 買い換えてもいいですね。

従業員さんの手洗いはこちらで。

「自分のお店をやりたい！」 と思ったとき、物件選びは さまざまな課題の中でも トップの悩みだと思います。 どこでお店をオープンするか、 どんな間取りで、どんな造りで……。 考えれば考えるほど悩んじゃいそう。

不安はつきものだからこそ、 この場所でお店を始めるのは すごくメリットがある気がする。 内装がすでにかわいいのも もちろん大きな理由だけれど、

それぞれの店舗の工夫により すでにたくさんの人が集まる 「せんぱく工舎」だからこそ、 解消できる不安もあるのかなって。 今回は物件の掲載元である 不動産屋さんの運営物件なので、 仲介手数料もなしだそうですよ。

「将来の夢」がリアルになって、 すぐ近くまで来ている気がする。 夢を現実にする気配を感じたら、 どうでしょうか。この機会に。 お店の店長さんとして 新しくスタートしてみませんか。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。散歩中におうちの外観をつい見てしまう。最近はInstagramかThreadsによくいます。 @kmn_nana