神奈川県足柄下郡、箱根町。 いいですよねぇ、箱根。 温泉はあるし、プールもあるし、 都心への行き来もしやすいし。

今回は、「温泉旅行どこ行く？」 の候補としてすぐに頭に浮かぶ あの箱根で暮らしてみませんか？ という、ご提案でございます。

箱根登山線「強羅駅」より約6.8km。 階段をテクテクと上がった先に、 「ニュー箱根ヴィレッジ」があります。 自然に囲まれた広い敷地内に 昭和63年に建てられたマンションで、 2025年1月現在、11号棟の101号室が 新しく売りに出されています。

駅からは少々距離があるので、 車を利用するのがいいのかな。 お部屋から近い駐車場は2箇所。 こちらは階段上の駐車場で、

階段下にも駐車場があります。 駐車場の利用は無料ですよ。

建物自体は新しくはないですが、 内装や設備面は2024年12月に リフォームされています。 キッチンやトイレも新しく 交換してくれたそうで、 清潔感は問題なしじゃないかな。

間取りはバストイレ別の2LDK。 のびのびとした一人暮らしや、 パートナーさんとの生活を 新しく始めるのもいいですね。

ちなみにペットちゃんもOK！ 愛くるしい家族と一緒に 引っ越してこれますよ。

物件の掲載元の不動産屋さんが、 紹介ページにとってもすてきな タイトルをつけていました。 「僕の感性を育てる僕だけの空間」。 うん、わかる……本当に育ちそう。 豊かな自分だけの感性がスクスクと。

19.8帖のリビングダイニングは 3面に窓があり、室内は明るい印象。 床はレトロかわいい絨毯敷きです。 絨毯はリフォーム前からのものだけど きれいな状態を保っていて、 まだまだながーく使えそうです。

よく見ると、窓枠が ライトブルーなんですよ。 窓枠の色を引き立たせるため、 壁面のクロスはクリーム色を チョイスしたのですって。

光に照らされたみずみずしい緑を これでもかと切り取った窓が、 暮らしに気力を与えてくれる。 カウンターに合う椅子を置いて、 ここで朝食をとるのも最高だな。

こちらはダイニング横のキッチン。 ほどよく隠されているおかげで 少々散らかっても気にならなそう。 3くちのIHコンロに食洗機付きと、 機能面でも頼もしいです。

LDKのほかには、 洋室と和室がひとつずつ。 こちらは7.5帖の洋室です。 壁紙はフランスの壁紙ブランド 「La Touche Originale」 （ラ トゥシュ オリジナル）のもの。 カメレオンがモチーフだそうで、 ユニークでかわいらしいですね。

こちらは10帖の和室。 寝室をどちらにするか迷うな。 ベッドも使いやすいけど、 和室＆ふかふかお布団の魅力は やっぱり唯一無二なのです。

洗面所は色使いがキュート！ 水色？ パステルブルー？ ほんのり緑も混じっているような 絶妙カラーがかわいいクロスに、 床はヘリンボーンときました。

バスルームもなんだか個性的。 ホワイトタイルに木目の天井。 縦長の窓から差し込む光が、 つるんとしたクリーム色の バスタブと床に落ちています。 どことなく海外のホテルのよう。

壁紙の魔術師でもいるのかな、 トイレの壁もセンスがいいぞ。 色と色が賑やかに踊っています。

タオルかけもシンプルでよし。 せっかくならタオルにも こだわりたくなりますね。

実際に箱根に住んだら、 温泉に入る選択肢が 当然のように増えるのかな。 ちょっとそこまで、のラフさで 温泉が楽しめるなんていいなぁ。

そして、個人的な喜びポイントが…… 玄関を出て、階段を降り、 200mも歩けばコンビニがあるところ。 こんなに豊かな自然に囲まれて、 それでもコンビニが近いと やったー！　ラッキー！　だなんて。 人間、便利さを知ってしまうと、 簡単に元には戻れないのかもです。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。散歩中におうちの外観をつい見てしまう。最近はInstagramかThreadsによくいます。 @kmn_nana