次に引っ越すとしたら、
都心の閑静な住宅街に住みたい。
大きな集合住宅ではなく
戸建てかメゾネットがよくて、
できれば2LDK以上、しかも新築…。
妄想するのは自由でしょと
理想の住まいの条件を挙げて
悦に浸っていたら、なんと
本当にそんなお家がありました。

場所は、都立大学駅と
学芸大学駅の中間地点。
碑文谷4丁目の住宅街に新しく完成した
集合住宅が入居者を募集しているのだそう。

それではさっそく、門を開けて
中を見てまいりましょう。

まず目を引くのは
ただ通り過ぎてしまうには惜しい門灯。
昼間見ても素敵ですが、夜になると
華やかに光がこぼれるやつですよね！
かわいらしさに後ろ髪を引かれつつ
美しく整備された
アプローチを抜けると、

目的のお部屋が見えてきました。
シックな外壁の建物に
ほんのり色づいた木々がよく映えます。

お部屋は、2LDKのメゾネット。
1階に20帖超のLDKと水回り、
2階に2つの洋室があります。

ポーチと、扉を隔てた玄関はタイル敷き。
玄関から奥は無垢材のフロア。
玄関に備えられたシューズボックスは
なかなかの大容量で、
中にも照明が仕込まれているようです。

リビングの扉を開けると、
そこは二面採光の大空間。
窓に心奪われながらも
足元に視線を落とすと、
無垢床の気持ち良さそうなこと…！
なんてったって新築ですのでね、
木の香りをくんかくんかしたい。
2つ並んだ掃き出し窓は北向きで
日当たりはあまり期待できないそうですが、

窓外は広〜いテラス！
新築とは思えないほど
木々がたくさん植わっていて、
部屋の中にいても外にいても
四季の移ろいを感じさせてくれます。

キッチンが仕切られていて、
リビングに生活感が出ないのも
うれしいかぎり。

最近の新築は
対面型のキッチンが多い印象ですが、
独立したスペースでお料理に
集中したい人も少なくないはず。
自分はそのタイプだという方、
グリル付き3口IHコンロのこちらで
思う存分にどうぞ。

リビングは壁が一部コンクリートむき出しで、
いい感じのアクセントに。どんな家具も
受け入れてくれそうな雰囲気です。

造作机と階段の中央にある開口は
サニタリーへの入口で、

もちろんお風呂もトイレも
ぴっかぴかの新品！
トイレと洗面が同室ですが、
2〜3人暮らしなら問題なさそう。

続いて階段を上がると、
2階にはホールがあり、
2つのお部屋が並んでいます。
このホールもそこそこ広いので
家族の憩いの場として活用できるかも。
写真には写っていませんが、
収納も備わっています。

洋室は、広いほうが9.7帖。
こちらは寝室にするのが良いかな。
窓の外にちらりと木が見え、
ここでもささやかな四季の変化を
感じることができそうです。

お隣は7.4帖の洋室。
こちらはかなり細長なので、
家具のレイアウトが制限されるかも
しれない、とのこと。
お子さんのお部屋か、
ふたり暮らしの場合は
趣味の部屋や書庫にするのが良さそう。

ともあれ、この家の主役は
20帖超えの広いリビングと、
その奥に広がるテラス。
季節が変わるたびに
「今年もあの木が色づいたね」
「新芽が出てきたね」なんて言いながら
1年、また1年と、穏やかな暮らしを
重ねていくんだろうな…などと想像しては、
やっぱり悦に浸ってしまうのでした。