コンパクトなワンルーム。 でも、なんだか実家にいるような 安心感も感じます。 一人暮らしを始めるには こんなお部屋が ぴったりなんじゃないかと思うんです。

面積的にはコンパクトですが、 天井を抜いたぶん、 縦方向に広がりが出ています。 床にはラワンの無垢材、天井には杉板、 壁には漆喰と、自然素材を多く用いた 味わい深い心地よい空間ですね。 大きな梁もなんだか頼もしい。

そしてこのお部屋、 なんとうれしい家具・家電付き物件。　 前にお住まいだった方がご厚意で 残してくださったそうなのですが、 冷蔵庫に電子レンジ、 オーブントースターがついてきます。 あとはとりあえず布団さえあれば、 生活を始められそうです。

お部屋の奥に設置されたキッチンは レトロな通気口はそのままに、 モザイクタイルや壁付の水栓など 新旧が同居するかわいらしいデザイン。 シンクにIHヒーターに加え、 きちんと作業スペースも 設けられており、コンパクトながら 使い勝手は良さそう。 ワークトップの横幅いっぱいに 窓がとられており、とっても明るいので、 豆苗や小ネギなどのリボベジにも もってこいですね。

キッチンのお隣にはシャワールーム。 そしてその隙間には なんともかわいらしい収納スペースも 設けられています。 はしごを上った先にロフトスペースも ありますので、シーズンオフの 衣類や家電はこちらで 待機してもらいましょう。

トイレは玄関のお隣に。 黒くつやつやとした板貼りの腰壁が いい味出してます。 シャワールームとトイレが 分かれているのは うれしいポイントですね。

そしてこちらの大きな本棚も お部屋の付属品。 紙の本にはお金をかけたいし、 キチンと収納して大切にしたい！ という読書好きさんにもぴったり。 本はたっぷり、その他のモノは少なくと、 メリハリのある暮らしになりそうです。

窓の先にはかわいらしいバルコニーが。 かなり高めの目隠しが 設けられているので、隣家からの 視線も気になりにくいですね。 バルコニーには洗濯機も 付いているので、 これから一人暮らしを始めたい方にも 本当にありがたいお部屋だと思います。

しかも、管理費の6,500円には、 水道代・NURO光インターネット代も 含まれているそうです。 これだけ至れり尽くせりの お部屋なのに、初期費用もかなりお手頃。 一人暮らしが初めての方も、 そうでない方も肩の力を抜いて 新しい生活を始めてみませんか？

文・佐藤シュン 浜松で設計事務所をやりながら、黒猫と暮らしています。