つくばエクスプレスの 「流山セントラルパーク駅」。 秋葉原から約30分のその駅で、 パン屋さんのオーナーとして お店を切り盛りしてみませんか？

舞台は「央製パン堂」さん。 流山ですでに人気を集めている、 町の小さなパン屋さんです。 現オーナーさまが修業を経て 独立開業したそのお店には、 お昼どきにもなると 地元のお客さまがわいわいと 来店して賑やかになるそうですよ。

この度、現オーナーさまが 長年の夢を叶えるために 県外へ移住されることになり…… 店舗兼住宅の今回の物件を、 名残惜しさもありつつ 手放すことに相成りました。

物件の間取りは、 2LDKの居住スペース＋店舗。 ご覧ください、1階の店舗のところ、 約6帖の販売スペースに対して 製造スペースが23帖もありますよ！

広い製造スペースには、 パンを作るための ドイツ製の機器などが揃っています。 長年探し回りやっと見つけた この土地に、こだわりや 思い入れがあるオーナーさま。 大切に守り続けてきたからこそ、 この場所を活かしてくれる方との 出会いを望んでいるそうです。

「流山の地で新しく パン屋さんを営みたい！」と 熱意のある方がいれば、 なんと設備を譲渡することも お考えいただけるそうですよ。 わ、それはすごいことだ……！

わたしにはパン屋さんの知識は ぜんぜんありませんけども、 これだけの設備を揃えるのに 莫大なお金がかかるのはわかります。

そもそも、すべてをゼロから 自分で選ぶのも大変でしょうし。 プロが使っていたものを そのまま使えるのだとしたら、 すごーく安心できる気がするな。

店内の広さは3坪ほどなので、 「ドンと手広い大型店舗！」よりは 「町に寄り添う小さなパン屋さん」を 夢見る方にぴったりだと思います。 現在はハード系のシンプルなパンが 店内に並んでいるそうですよ。

しっかりした設備があり、 地元のお客さまからも 愛されてきた町のパン屋さん。 今までの思い出やこだわりを バトンとして受け取って、 そこからまた別の新しい道を 作ることができたら…… それって、なんだかとても すてきなことだと思います。

そして、こちらは暮らすほう。 1階がパン製造兼販売スペース、 2階が居住スペースなのでした。 「パン屋さんの朝は早い」と 言いますし、階段を降りたら すぐ職場なのは助かりますね。

内装はシンプルながらおしゃれ。 癖のないやさしい木の色合いに、 ホワイトの建具や壁紙。 どんな家具でも合いそうです。

現在はまだオーナーさまが ここで暮らしていますので、 実際の引き渡し時期は 2025年4月以降となります。

あら、いい雰囲気の水回り。 リビングとおそろいに見える 床のカラーにグッときます。 窓から差し込む光も 空間が明るくなってうれしいな。

バスルームはシックな印象。 2階が住居とお伝えしましたが、 バスルームや洗面スペースは 1階にまとまっています。

いっそのこと1階を工事して まるごと居宅として利用しても、 まったく問題ないのですよ。 ただ、もし、もしも 「ここでパン屋、やります！」と どなたが手を上げてくれたら…… や、やったー！　と小躍りするほど きっとうれしくなるだろうなぁと、 個人的に思ったのでありました。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。散歩中におうちの外観をつい見てしまう。最近はInstagramかThreadsによくいます。 @kmn_nana