見上げれば青空。 どーんと広い屋上が 身近にある生活を、 京都で始めてみませんか。

今回ご紹介するのは、 どこか懐かしい外観のアパート。 2024年7月現在、3階のお部屋で 入居者さんを募集しています。

最初にお伝えしちゃいますが、 お家賃はだいぶお手頃な 3万7000円（＋共益費3000円）。 敷金と礼金もないので、 初期費用をグッと抑えられます。

間取りはシンプルな1K。 手頃なお家賃だからこそ キッチンはコンパクトですし、 トイレとお風呂はユニットバス。 でも、見れば見るほど なんだか好きになってくるのです。

くすみオレンジの階段が おしゃれでかわいいなぁとか、

手すりもツヤツヤときれいで 剥げてなくていいなぁとか。 ちょっとしたところがいい感じで、 気分がよくなるのですよね。

きっと、全体的にしっかりと 清潔感があるからかもしれません。 ちゃんとお手入れされている物件の 誇らしさ、のようなものを感じます。

共有部がきれいだもの。 ほら、お部屋だって気持ちいい。

玄関を開けると、まずキッチン。 こじんまりした感じだけれど、

光は入るし、タイルはピカピカ。 あえて懐かしい雰囲気の キッチン用品や雑貨を選んで、 レトロな方向に寄せていきたいな。

キッチンの背中側には コンパクトなユニットバス。 私も暮らしたことがありますが、 お風呂のついでにシャワーで ササッとトイレ掃除ができるのは 楽ちんでよかったですよ。 スッキリと丸洗いができるもんね。

洋室は、6帖の押し入れ付き。

荷物はなるべくすべて 押し入れに収納して、 お部屋は広く使いたいな。 まぁ、６帖ありますからね。

窓際にベッドを置いて、 ラグの上にローテーブル。 小さめのデスクも置けるかな？ お部屋のベースが明るくて さわやかな印象ですから、 工夫次第でさらに好きな空間に なっていくのだろうと思います。

ガラス戸を開けた状態で 窓をガラリと開け放したら 風がスーッと通ってくれるし、 光もたっぷりと入ってくるし。 空気の入れ替えも簡単だ。

キンと寒い冬がきても、 たまには窓を開けましょうね。

洗濯物がたまってきたら、 共有部にあるコイン式洗濯機へ。 空き状況をチェックしつつ ゴウンゴウンと回しましたら……

日があるうちに、屋上へ！ サーッと吹き抜ける風が、 あっという間に服やタオルを カラリと乾かしてくれるでしょう。

周りに高い建物がないおかげで、 こんなに気持ちよく抜けた景色。 洗濯物がない日だって屋上に 上がってきたくなっちゃうな。

アパートに住む方は 自由に出入りできるので、 たまに誰かと会う日もあるかも。

人と会う約束をしなくても 「こんにちは」「どうも〜」の ちょっとした会話ができるのは、 隠れた贅沢だったりするのですよね。 仲よくはない、でも親しみはある。 そんな関係を楽しめるのも、 屋上付きアパートの 意外なメリットなのかもしれません。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。散歩中におうちの外観をつい見てしまう。最近はInstagramかThreadsによくいます。 @kmn_nana