自宅で仕事をすることが 身近になりつつある時代。 通勤時間がないなどの さまざまなメリットはありつつ、 オンとオフの切り替えに 悩む人もいそうだなぁ、と。

そんな方と出会ってほしい 京都の1LDKが、こちら！

まずは間取り図です。 1階はLDKで、2階は寝室。 LDKにはワークスペースがあり、 作業に集中できる環境が しっかりと整えられています。 2階にはサンルームがあるので、 仕事モードをゆるゆるとオフにして リラックスタイムを味わえそう。

室内は2022年1月に 全面的に改装されていて、 水回りも新しくピカピカに。 建具も新調されています。

帰ってきたら、まず 玄関近くの洗面台で 手洗い・うがいの流れかな。

白いタイルに、黒い蛇口、 そしてまんまるの洗面ボウル。 ほんのりレトロでかわいい。

洗面台の横にはトイレがあります。 おそろいの白いタイルが愛らしい。 グリーンのクロスもやさしい印象。

この流れで、バスルームも 一緒にお見せしておこうかな。 トイレ正面の扉を開けると ゆったりとした脱衣所があり、

クールなブラックのバスルームが。 大きなシャワーヘッドもかっこいいや。

それでは、次はリビングへ。 玄関とLDKをゆるやかにつなぐ デザインガラスの室内窓を見つつ、 先へと進んでまいりましょう。

廊下を進むと、約11.5帖のLDK。

おお、LDKのタイルは シックなダークグレーなのですね。 空間がほどよくキリッとして、 これは作業が進みそうな場所だ。

朝起きたら、まずは コーヒーでも淹れてさ。 朝食も軽くお腹に入れて 頭をシャキッとさせたら、 そろそろ仕事を始めましょうか。

キッチン収納はこんなにたっぷり、 カウンターだってありますからね。 コーヒーメーカーなどの家電や ちょっとした仕事道具だって、 余裕で受け入れてくれそうですよ。

作業はあちら、光が差し込む 窓辺のワークスペースへ。

いいですねぇ、大きな窓。 壁と顔を突き合わせるより、 外の世界を感じられたほうが やっぱり気分がいいと思うのです。

こんなにセンスのいいお部屋なら、 クライアントさんをお呼びして 対面での打ち合わせもできるかな。 うれしいことにリビングダイニングと ワークスペースにはどちらにも 床暖房が設置されているので、 冬でも足元ポカポカで作業できます。

ふぅ、今日も一日がんばった。 そろそろ休もう、そう思ったら……

階段をトントン、2階へどうぞ。

2階は約7.7帖の洋室。 1階のキリッとした ダークグレーのタイルとは 雰囲気を変えて、2階のタイルは おだやかでホッとするグリーンだ。

この色の違いがありがたい。 グレーはしっかりオンの合図、 グリーンはゆったりオフの合図。 気持ちの切り替えが上手になりそう。

アクセントウォールの裏側には、 さりげないカウンターテーブル。

ここではなにをしようかな。 本を読んだり、日記を書いたり、 ゆるんだ心のままで楽しめることを たくさんストックしておきたい。

アクセントウォールを ヘッドボードとして活用してさ、 頭の上でぼんやり灯る光を 寝転びながら浴びるのもいい。

さらには、丸太の側面のみを 削ぎ落とした立派な太鼓梁まで。 明るいときも、日が沈んでも、 どちらの時間も楽しめる天井だ。

ベッド以外の家具も置けるかなぁ。 でも、テーブルはもうありますしね。 あえてなにも置かずに、空間を ゆったり使うのもいいかもしれない。

仕事中に休憩したくなったら、 このサンルームに移動してもよさそう。 1階のキッチンでコーヒーを入れて、 2階のサンルームでふ〜と一息。 飲み終わるまで、仕事のことは 頭からちゃんと追い出しておくんだ。

家で仕事をしていると、 どうしてもオンとオフが ごちゃごちゃになりがちだけど。

ここは作業するところ、 ここはリラックスするところ。 ちゃんとおうちが教えてくれたら、 心に余裕が生まれる気がする、 大切で大事な自分自身だもの。 休むときはしっかり休んで、 明日生きる自分にバトンを つないでいきたいものですよね。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。散歩中におうちの外観をつい見てしまう。最近はInstagramかThreadsによくいます。 @kmn_nana