「あなたならここで何をはじめますか？」
取り扱い不動産サイトの紹介ページで
そう書き出されるこの物件。

まさに、使う人によって
百人百様に受け取り、
それぞれ違った使い方をするだろう
すさまじいポテンシャルを持っています。

それはもう
間取り図を見るだけで伝わるだろうと。

ね。
間取り図と言いつつ、
敷地図も描かないと説明ができない
敷地の広さと棟の多さ。

敷地に複数の建物が建つ場合、
A棟、B棟という表記をすることも多く、
D棟くらいまでは見ることがあるのですが…
本物件はこのトイレ棟と

工事車両もおさまりそうな
この大きなガレージまで入れると

Fを超えてG、Hの表記まで。

なかなか見ないです。そんな物件の、
道路に面した敷地への入り口がこちら。

一見すると
少し地味に感じるかもしれませんが、
お金持ちのお家ってそんな感じですよね。

しかし敷地内に入ると
派手ではないものの、
和な庭園の感じがほら、

本当にそこかしこに。

日本庭園で見かける東屋もあります。

ここまで和にこだわっているだけあって
7つのうちの1つは、
ゲストルームに向いてそうな
茶室のある一棟。

ちなみに、この茶室の手前には
つくばいもある！

だけにとどまらず、
土間には井戸と囲炉裏！

お迎えした来訪者の手を
まずここで温めて、という心尽し。

洗面所も身支度を整え直しやすいよう
広くとられ、鏡もかなり大きめ。

懐石料理も作れそうなキッチンも
備えられてる。

さすが。さらに、お茶室とはまた別に
10畳の和室があったり

専用の浴室もあって、
家主に気を遣うことなく
複数人のゲストでも宿泊可能。

気を遣わせないという家主の気遣い。
トイレは現代的で
清潔感ある万人が使いやすそうなもの。

そんな平屋が敷地図のC棟。

ゲストルーム向きの棟でそれなので
じゃあ居住向きの棟はどうなってるの？
ということで、
居住棟だろうと思われる
D棟を見てみましょう。玄関は
どこかワビサビを感じさせてくれる和！

室内ホールに入ると
奥にある和室の窓外に大原の山々が。

茶室と見まがう天井の仕上げで、
ここも応接間的なイメージなのかな？

ポツンと一軒家とかではないものの、
隣家が極端に少ないような立地なので、
窓外に自然の景色を眺められるのも特徴。この空間以外の室内は
比較的現代的な洋風ニュアンスで

まぁでも豪邸なので、
一般的なそれを軽く超える
広さとアーティスティックなデザイン。

その特徴は
特に2階によくあらわれていて
廊下も

洗面台まわりも！

洋室もなかなかに、なかなか。

一方で同じ2階でも
和室は2つとも落ち着いてる。

和洋折衷というより、同居してる感じ。

お風呂トイレは洋風にまとめられてて

さすがは居住用棟といったところ。

棟外、勝手口にある倉庫も
きっと居住用だからこそのものでしょうね。

そしてこの居住用のD棟横には
このカフェスペースのあるE棟が！

カフェ風、じゃなくて、
本当にカフェ営業ができる
広さと雰囲気で、

和室の個室もあります。

窓の外には高野川が見下ろせて景色抜群。

結構な川っぺりに建っています。

そしてもちろん
このカフェ専用の充実したキッチンがあり

カフェに直行できるガレージからの通路も。

本気のカフェ営業ができるってわけです。

あとメインになる建物で言えば
仲間たちと集まってワイワイするのに
適してそうな26㎡超の広い和室に
キッチンだけがあるA棟と、

同様にキッチンと掘り炬燵だけ
部屋が2階で

その下階は東屋みたいになっているB棟。

この2つは
先ほどゲストルーム向きだとご紹介した
C棟に付随するように建っているので、
ゲストたちと楽しむために
建てられたのかな？ と。ほかにも2つの倉庫スペース。

それからこの
景色最高だろうバルコニーがあるのも
ぜひ知っておいてほしいかな。

という、
暮らして仕事して！
既知の友人たちも迎え入れて楽しんで！
ビジネス的なお客さんも
迎え入れて楽しんで！

が丸っと全部、
いろいろなアイデアと方法で
実現できそうな物件が、
京都の大原の山中に。

地図だけ見ると
町からずいぶん離れていますが
大原三千院もある観光地なので、
適度な距離感、適度な田舎というイメージ。アイデアと仕掛け方次第で
この物件にはさまざまな
可能性があるだろうなと！

もう夢は膨らむばかりでしょうが、
あなたはどんな夢を膨らませますか？