ノスタルジックな窓から繋がる、昔と今とこれからと。(京都市左京区59㎡の賃貸物件)
シン、と時が止まったかのような空間に
凛とした存在感を放つ、アーチを描く窓。
古びたガラスを通してぼんやり届く光。
ただアーチを描いてるだけで、
どうしてこんなにも
叙情的で絵画的になるのでしょう。
どんなお店だったのでしょうか、
すっかり変色してしまった貼り紙には
営業時間が書かれています。
これだけでもう、色んな情景が浮かんでくるような。
行き来する人の気配、
交わされてきた会話、
紡がれてきた時間のあれこれ、
を想像してしまいます。
この時間が止まってしまった空間に、
新しい風を吹き込みたい、
光を取り入れたい、と思ってしまいます。
入り口のガラス戸を通して見えるのは
京都御所へと繋がる今出川通り。
通りを挟んで向かいに立つのは京都大学。
大学側の通りから眺めるとこんな感じ。
この街路樹がある広々とした通りが
また良いんですよね。
京町家らしい趣きある渋い佇まい。
築年数は不明なのですが、
昭和21年の登記記録があり
80年近く経っていることは確かです。
土間部分に商品が置かれ
和室には店主がいて帳簿をつけたり
アーチの窓を介してお金のやり取りをしていたのか…
横には炊事場の名残があるということは
飲食を提供する場所だったのか…
どんな商いが繰り広げられていたのか、
想像するしかありませんが
この侘び寂び感、陰影を活かした雑貨屋や
アンティークショップ、アパレルなんて
かなり感度の高い空間にできそう。
お抹茶も飲めるカフェ、なんてのもグッとくるし、
ハッとするような鮮やかな花や
緑が溢れるフラワーショップなんかも素敵。
和室の向こうには庭があるのですが
そこに繋がる窓の風情が圧巻です。
庭は、今はこんな状態ですが
壁や屋根を改修して
もっと光を取り込んでみたり
植物をあれこれ植えて整えたり…したら
素敵な窓越しに魅惑の庭になるんじゃないかしら。
2階もまた凛とした風情が残る和の空間です。
大通りに面した窓のつくりの美しさ。
床の間も綺麗な状態で残っています。
反対側の和室には
木枠に磨りガラス、窓越しに見える屋根瓦。
ただここに正座しているだけで
心が凪いでいくような特別な空気があり、
そういうのはやはり
長い時間を経てきたからこそ
醸し出されるものだなぁと
しみじみ感じるのでした。
道の並びには、
老舗ベーカリー&カフェの新々堂さん。
こんな建物が近くにある、というだけで嬉しくなります。
百万遍と呼ばれるこのエリアは
学生街ということもあり、
昔ながらの食堂やカフェ、書練や雑貨屋さん、
と様々な店が立ち並び、
少し歩くと鴨川デルタへ出られます。
すぐ横の百万遍知恩寺では
毎月、手作り市が開催されたりと
人通りや活気はありながら
のんびりと穏やかな空気が流れる、
なんとも居心地が良い街なのです。
この立地はもちろん、
古い町家であることもプラスに考えられるなら。
ここにしかない独特の空気や味わいを
出来るだけ残しつつも
直す所や綺麗にできる所は手を加え、
新しさや今の感性を足して、
唯一無二の空間を作り上げていくことは
とてもワクワクする作業だろうなって思います。
またこの扉が開いて
シンとしていた空間に光と空気が流れ込み
人の出入りが復活することを
願って止みません。
凛とした存在感を放つ、アーチを描く窓。
古びたガラスを通してぼんやり届く光。
ただアーチを描いてるだけで、
どうしてこんなにも
叙情的で絵画的になるのでしょう。
どんなお店だったのでしょうか、
すっかり変色してしまった貼り紙には
営業時間が書かれています。
これだけでもう、色んな情景が浮かんでくるような。
行き来する人の気配、
交わされてきた会話、
紡がれてきた時間のあれこれ、
を想像してしまいます。
この時間が止まってしまった空間に、
新しい風を吹き込みたい、
光を取り入れたい、と思ってしまいます。
入り口のガラス戸を通して見えるのは
京都御所へと繋がる今出川通り。
通りを挟んで向かいに立つのは京都大学。
大学側の通りから眺めるとこんな感じ。
この街路樹がある広々とした通りが
また良いんですよね。
京町家らしい趣きある渋い佇まい。
築年数は不明なのですが、
昭和21年の登記記録があり
80年近く経っていることは確かです。
土間部分に商品が置かれ
和室には店主がいて帳簿をつけたり
アーチの窓を介してお金のやり取りをしていたのか…
横には炊事場の名残があるということは
飲食を提供する場所だったのか…
どんな商いが繰り広げられていたのか、
想像するしかありませんが
この侘び寂び感、陰影を活かした雑貨屋や
アンティークショップ、アパレルなんて
かなり感度の高い空間にできそう。
お抹茶も飲めるカフェ、なんてのもグッとくるし、
ハッとするような鮮やかな花や
緑が溢れるフラワーショップなんかも素敵。
和室の向こうには庭があるのですが
そこに繋がる窓の風情が圧巻です。
庭は、今はこんな状態ですが
壁や屋根を改修して
もっと光を取り込んでみたり
植物をあれこれ植えて整えたり…したら
素敵な窓越しに魅惑の庭になるんじゃないかしら。
2階もまた凛とした風情が残る和の空間です。
大通りに面した窓のつくりの美しさ。
床の間も綺麗な状態で残っています。
反対側の和室には
木枠に磨りガラス、窓越しに見える屋根瓦。
ただここに正座しているだけで
心が凪いでいくような特別な空気があり、
そういうのはやはり
長い時間を経てきたからこそ
醸し出されるものだなぁと
しみじみ感じるのでした。
道の並びには、
老舗ベーカリー&カフェの新々堂さん。
こんな建物が近くにある、というだけで嬉しくなります。
百万遍と呼ばれるこのエリアは
学生街ということもあり、
昔ながらの食堂やカフェ、書練や雑貨屋さん、
と様々な店が立ち並び、
少し歩くと鴨川デルタへ出られます。
すぐ横の百万遍知恩寺では
毎月、手作り市が開催されたりと
人通りや活気はありながら
のんびりと穏やかな空気が流れる、
なんとも居心地が良い街なのです。
この立地はもちろん、
古い町家であることもプラスに考えられるなら。
ここにしかない独特の空気や味わいを
出来るだけ残しつつも
直す所や綺麗にできる所は手を加え、
新しさや今の感性を足して、
唯一無二の空間を作り上げていくことは
とてもワクワクする作業だろうなって思います。
またこの扉が開いて
シンとしていた空間に光と空気が流れ込み
人の出入りが復活することを
願って止みません。
いま募集中の物件一覧
お部屋探しに!今空いている物件だけを絞り込んで探せます
詳しくはこちら