
築100年の入口で、商いをはじめる。レトロな名建築が日常になるチャンス! (大阪市中央区28㎡の賃貸物件)
大阪って、こういう歴史的建造物が ちゃんと今も物件として募集されていて 本当にすごい!
築100年に手が届きそうなその姿は、 もう外観からして圧巻です。
どっしりとした重み、深く積み重なった渋み。
それでいて、ところどころに現れる
曲線のやわらかさが、
不思議とチャーミング。

商いも文化も混ざり合い、 街そのものがエネルギーに満ちていた頃。
もともとは豪商の事務所として建てられ、 その後は花嫁学校として 使われていた時代もあったそう。
用途を変えながら、
ここまで受け継がれてきた建物です。

奥へ奥へと視線を誘導されるような構造で、 気づけば中へ。
石の装飾も相まって、 どこか現実から切り離されたような 感覚になります。
魔法界に入るときの、
レンガが動いて道が開くあの感じ、
思い出しちゃいました。

昭和初期のレトロモダンな空気を、
ぐっと濃くしてくれる存在です。

深緑の、重厚な扉。 取っ手もポスト口も、 ひとつひとつが愛らしい。
扉を開ける前から、
もう世界観は完成しています。

足元には、 どこか水玉のようにも見える 可愛らしいタイル。
レトロなヒーターも残っています
(機能は停止していますが、
雰囲気としては満点)。

ガスの引き込みはないため、 業態は要相談ですが、 この空間にしっくりくるお店を 考える時間もまた、楽しそうです。
外観だけで言うと
探偵事務所がありそう〜!
なんて妄想が膨らんでしまいましたが、
事務所(含ショールーム)は
利用不可です。

共用部ももちろん レトロな味わい深さが詰まってますねえ。 タイルの床、 扉はすりガラスと丸ノブ。
本当に隅々まで、
あのモダンな時代に
どっぷりと浸からせてくれる
建物です。

連なるアーチに、 やわらかな光を落とすレトロ照明。
かつて増築されていた名残もあり、
どこか奥行きのある構成になっています。

ふと足元を見ると、 まるで別時代の建築。
そのコントラストに、
ちょっとくらくらします。

「あれ、なんだろう」と
気になって近づいた人から順番に、
虜になっていくんだと思います。

屋上テラスではイベントも開かれ、
ただ保存されるだけではなく、
「今」を更新し続けている
建物でもあります。

この先も、 誰かの物語を受け止めていくのでしょう。
その一部になるのは、 もしかしたらあなたかもしれません。
文・戸田江美 @530e
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。
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