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元精肉店を新たな商いの舞台に。観光地のはざまで、次の主を待つ店 (静岡県熱海市120㎡の賃貸物件)

過去物件 公開 最終更新

こちらは過去の物件です。アーカイブとしてお楽しみ下さい。

熱海駅から続く坂を下る。
清水町の商店街に、その店はある。

観光地のきらびやかさとは少し違う、
地元の暮らしの匂いが漂う通り。

バス停「清水町」からは徒歩1分。
来宮駅からは徒歩11分。

目に入るのは、
「肉の小林」の銅板看板。
見よ、この重厚感。

アーチ状の開口、
赤いタイル床、
装飾の入った天井。

ひと目でわかる、
つくり込まれた世界観。
これは単なる居抜きではない。

時間そのものを引き継ぐ物件だ。

1階は約100㎡。
かつて精肉店として
使われていた店舗空間には、
ガラスのショーケースが残る。

元精肉店ではあるけれど、
ケースに並べるのは、
お肉じゃなくてもいいのでは?

焼き菓子も、クラフトビールも、
古書やレコードだって似合うだろう。
見せ方次第で、
空間の物語は自在に書き換えられる。

奥には加工場だったスペース。
ステンレスの作業台に
タイル張りの壁。

そして、大型冷蔵庫。
飲食店を志すなら、
ここは即戦力の厨房になるはず。

2階は約20㎡の和室が二間。
襖を開ければ一続きの空間に。

スタッフの休憩室、事務所、
あるいはイベント時のバックヤード。

共用廊下に直接出入りできる動線も、
意外と使い勝手がいい。
小さなギャラリーや
会員制スペースとして
活用する構想も浮かぶ。

賃料は月22万円。
1・2階部分を専有し、
この個性を丸ごと手にできると考えれば、
決して夢物語ではない数字だ。

タイルの柄、レンガ調の壁、
吊り下げられた照明。

それぞれが強い個性を放ちながら、
次の主を待っている。

看板を外して一新するのもいい。
でも、あえて残す選択も。

「肉の小林」という記憶を、
別の業態で更新する。
歴史を編集するような店づくり。

内装工事は借主負担だが、
6か月のフリーレント。
コンセプト設計と改装に
じっくり時間を充てられる。

ここで商いを始めるなら
きっと「消費」だけでは終わらない。
街に根を張り、時間を重ね、
やがて誰かの思い出になる。

次にシャッターを上げるのは、
あなたかもしれない。
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