
秘密基地みたいな入口の先に広がる、陽だまりを抱えた京町家 (京都市上京区の賃貸物件)

細い路地。
家と家のすき間。

一人分の幅しかない通り道を、
少しだけ背筋を伸ばして進みます。
その先に、待っている家。

まるで秘密基地。
けれど、ちゃんと大人の住まい。

玄関は格子の入ったガラスの扉。
雨よけの軒もついています。
「古き良き」という言葉が
ぴたりとハマる。

間取りはこんな感じです。
二階建てだから、
ゾーニングもしやすそう。

中に入ると、7帖のLDKがお出迎え。

整えすぎていないのに、
手入れが行き届いている。
「住むために、直した家」だと、
すぐにわかります。

板張りの床に、
光が落ちて、木目が浮かぶ。
それだけで、もう十分だと思える空間。
広さは控えめだけど
窮屈さはありません。

木の呼吸。
壁のぬくもり。
ここで過ごす朝と夜が、
すぐに想像できるから。

キッチンは、ステンレス製。
潔いほど、シンプル。
ガスコンロを置く余白。
道具で遊べる余地。
料理する人の色を、
ちゃんと受け止めてくれそうです。
その隣には勝手口。
扉の向こうには小さな空間があります。

木の板で囲われた場所。

サンルームにも、
ちいさな逃げ場にもなりそうな、
名もなきスペース。

玄関横の洗濯機置き場には、
ペンダントライトの
ぽつんと灯るあかり。
夜の洗濯さえ、
少し特別にしてくれそうな佇まいですね。

洗面所は、驚くほど何もない。
鏡も、収納も。
あるのはタイルの壁と、余白だけ。
好きな鏡を置く。
小さな棚を足す。
暮らしが、あとから入り込む設計。

お風呂場の壁にはピンクのタイル。
一瞬時代を感じて、
次の瞬間、愛おしくなる色。
さて、お次は2階へ。

階段を上がると空気が変わります。
2階には4.5帖と3帖の洋室が
設けられています。
大容量の押入れもあって便利そう。

2階の床もこの通り板張り。
足裏には、木のぬくもり。

腰高の窓は大きさ違い。
光が重なって、部屋を満たします。

天井は高く、屋根の勾配そのまま。
閉塞感ゼロ。
ここでもペンダントライトが、
暮らしをやさしく照らします。

部屋同士を仕切るのは、
ガラス入りの引き戸。
視線と気配を完全には遮らず、
隣の部屋の灯りがそっと入り込む夜。

ベランダに出ると
太陽の光が心地よくて。
お隣との距離は近め。
でも、そこがいい。
挨拶が生まれる距離かも?
暮らしの温度が伝わります。

上京区・弁天町。
ここは、明治35年生まれの京町家。
百年以上の時間をくぐり抜けて、
いま、静かに息をしている場所です。
路地を抜けると、また日常に戻るのに、
なぜかこの家の気配だけがあとを引く。

住まいとして。
アトリエとして。
ひとり暮らしでも、ふたりでも。
2年の定期借家なので、
この点だけはご注意を。

便利さを誇る家ではありません。
映えを狙う家でもありません。

ただ静かに、
長く、好きになれる家。
そんな京町家でした。
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