ガラスの壁に囲まれた、
陽光差し込むサンルーム。
晴れた日は冬でもポカポカ暖かく
植物たちも元気いっぱい。
なんとも平和な光景です。

そんなピースフルな時間が
日常になるお家に住んでみませんか。
場所は六甲駅から徒歩9分。
緑に包まれた細い階段を抜けると、
古家がぽつぽつと続く路地が現れます。

尾道を思わせる、
どこか懐かしい坂の町。
今回ご紹介するのは
そんな静かなエリアに佇む戸建です。

サンルームが前面にせり出した
ファサードを見れば、
このお家が只者でないことは一目瞭然。
「ただいま！」と、玄関ではなく
ガラス戸に向かいたくなりますね。

でも、玄関はサンルーム隣に
ちゃんとあります。
1階はサンルームとLDKと水回り、
2階には3つの個室と
大きなバルコニーという間取り。

せっかくなのでサンルームから
入っちゃいましょう。
光あふれる空間を見れば
居心地の良さは言わずもがな。
こんなふうにロッキングチェアを
置いたら最高だろうな。

時間とともに移ろう
いちばん暖かい場所は
猫ちゃんに教えてもらいましょうかね。
もちろんペット飼育も可能です。

サンルームのデッキは
外に飛び出していて、

前方に季節の花と緑を楽しめる
お庭まであるんです。

上から見るとこんな感じ。
暖かい季節はむしろ
外で過ごす時間が増えそうな。

サンルームの背後には、
縦長のLDKが奥へと伸びています。
フローリングにコンクリ調クロス、
さらにダクトレールをあしらった
遊びのある内装が楽しい！

やはり遊び心のあるキッチンは
3くちコンロにゆったりした
作業スペースを備えて
使い勝手も申し分ありません。

ご覧の通り、収納スペースもたっぷりと。
裏手に出られる勝手口もありますよ。

続きまして2階へ上がって、

まずは南東側の6帖のお部屋へ。
1階とお揃いのコンクリート調クロスが
てっぺんまで張られた勾配天井に
梁を見せたユニークな空間。
気になる窓の外は…

街を一望できるバルコニーでした！
スケルトンの腰壁に
眺望へのこだわりを感じます。
明るい時間も絶景ですが、

夜は夜で見渡す限りの
パノラマ夜景が広がります。
この特別感はちょっとすごい。

北東側の洋室も、梁見せ天井が開放的。
コンクリ×梁の組み合わせ、
あまり馴染みがなかったけど
クセになりそうですね…。

コンパクトな北西側の洋室は
納戸や仕事部屋にどうぞ。

洗面所は落ち着いた
ダークトーンでまとめられ、

バスルームも同様に。
どちらにも小窓があるのが
うれしいですね。

現オーナーさんは
家にビールサーバーまで設置し、
BBQや晩酌を楽しんでいるんですって。
この家での暮らしをめいっぱい
楽しまれているのが伝わってきますね。

一方で、耐震診断の結果が
あまり良くないなどの課題もあるそう。
補強工事をするなら、
概算では構造壁のみで約80万円、
屋根材の軽量化まで含めると
約150万円ほど。

さらに擁壁にも亀裂が
複数確認されているのですが、
擁壁まで全面補修となると
費用はかなり高額になり、
現実的ではないとのこと。

要するにこの家は、
利便性や合理性の面で
完璧を求めるよりも、
ロケーションがもたらす
唯一無二の眺望や、
場所の空気感にこそ
価値を感じる人向けの
物件だということ。
気になる方は、一度現地へ
足を運んでみてはいかがでしょうか。