訪れたことはないはずなのに なぜだか懐かしい。

誰の心の中にもある、原風景のような。 のどかだ…。

そんな山あいに佇む古民家です。 むむ…！これはかなりの大型物件。 かつて、大工さんが暮らしていたそう。

そのため、およそ793㎡という敷地内に 母屋と作業場が隣接していて、 右側に小屋、そして左側には 倉庫まであるのです。

まずは母屋から見ていきますね。 デザインパターンの違う床に チラリと見える造作棚。 手をかけられて建てられたのがわかります。

母屋は屋内からも作業場へ 出入りできるつくり。 居住部分は堂々たる6LDKです。

色味といい、意匠といい、 昭和レトロ好きにはたまらないものが…。 食卓を囲むほっこりとした 家族の顔が浮かびます。

そして…右側のコーナー棚！ 良すぎませんか。 何を並べたいですか？ カップボードがいいかなあ、 飾り棚にしたらさらに愛着が湧くかな。

6部屋、表情もそれぞれです。 1階洋室は市松張りの床で造作棚。 革張りのソファを置いてレトロモダンに 仕上げてみたいものです。

洋室の隣にはのびのびとした和室。 窓を開け放つとすぐお庭が見えます。 冬はここにこたつを…と考えた人は 私だけではないはず。

続いて2階の様子です。 田園からすがすがしい風が通る洋室。 奥に見える掃き出し窓、 覚えていてくださいね。

お隣は床の間のある和室。 先ほどの洋室同様、掃き出し窓があり、 その向こうには

自然を享受できるサンルーム。 最高だ…。 ぽかぽかの日向で眺める 眼の前に広がる山々、空を飛ぶ小鳥たち。 きっと猫ちゃんがいたらずっとここ。

2階には全部で3つ、洋室があります。 そのまま使ってもいいですし、 ポーターズペイントで壁を塗ったり 押入れ部分をヌックに改造したり…

いっそ納戸部分をおこもり用の小部屋に 作り変えたり。ワクワクしてきました。

洗面、浴室、トイレは1階LDKの 隣に集められています。 まるで時が止まったかのような レトロな型板ガラス窓付きのドア。

丁寧に住まわれていたのでしょうね。 この水回りの状態のよさ、 ひと目で伝わってきます。

トイレは1階と2階にひとつずつ。 贅沢設計ですから 2つあるのは助かりますよね。

家の中だけでなく敷地内もすごいです。 もう少しだけお付き合いくださいよ、 なにしろ敷地が793㎡あって

母屋の隣の作業場も 母屋と同じくらいの広さがあります。 木工作業をしたり、陶芸や染め物をしたり

大型の絵画やインスタレーションを創作する アーティストさんにもおすすめしたい。

敷地内には車が通り抜けられる 小道があるので 作品を運ぶための 車の乗り入れもできて便利。

作業場のお向かいには 巨大な倉庫があり

大工さんだったかつてのご主人は ここで角材を保管したり 手仕事に勤しんだりしていたのかな。

作業場でつくった作品の 保管場所にするのはどうかしら。 一部解放してギャラリースペースを 設けたりもできるかな。

一応間取り図、置いておきますね。 手に余るようであれば 解体して駐車場にしたり、 大きなワンちゃんと暮らす方なら ドッグランにしても充分な広さ。

もうひとつある小屋は農機具や ガーデニング用品の保管場所はどうかな。 畑もお庭も広いから 道具も多くなりそうなので…。

そう、お庭も畑もあるのです。

青々とみずみずしい植栽が 日向においでよと誘います。

こんな池まで！ ビオトープをつくれたら素敵ですよね。

畑で旬のお野菜をつくって収穫して 食卓に並ぶのは我が家の野菜。 なんというスローライフ…夢…。

近所には小川がサラサラ流れ、 お子さんがいるファミリーですと 水遊びもできますし

虫取りにかけっこ、自転車の練習。 すくすく、健やかに、のびのびと 暮らしてゆける環境は貴重です。

自然に囲まれたこの邸宅があるのは 静岡県伊豆の国市。 とってものどかな場所ですが、 利便性もあり、子育て支援も整っていて 移住先としても注目を集めるエリアです。

この規模で考えると お財布に優しいお値段なので、 その分、思い切ってリノベーション費用に 充てることもできそうです。 また、創作やモノづくりにたずさわる方や 趣味を楽しむ広い場所を探している方には 二拠点暮らしという 選択もありだと思います。

底しれぬポテンシャルを秘めた物件、 少しでも興味が湧いた方は お問い合わせしてみてくださいね。