お部屋の主役は、
ラワン合板で造作された
小上がりのベッドスペースと、

それと一体になった本棚。

そして、やはりラワン合板と
ステンレスで造作されたキッチン！

白を基調にした壁・床・天井と
ラワン合板の造作家具で構成された、
どうしたって絵になるお部屋。
職人の高い技術で知られる工務店
「ゆくい堂」さんが5年前に
リノベーションを手がけたというのも
納得の仕上がりです。

場所は、池尻大橋駅から徒歩6分。
静かな裏通りに建つ、

良い雰囲気に満ちた
低層マンションの一室です。
築50年超ながら耐震補強工事済みで、
新耐震基準に適合しているのが心強い。

2階の1LDKは、約18帖のLDKに
ベッドスペースが含まれている
つくりがなんともユニーク。
ベッドスペースの引き戸を閉めれば
2LDKのようにも使えるのです。

玄関からいきなり
造作家具のうれしい洗礼！
2つ並んだ靴箱は容量があるだけでなく、
扉のつまみに革をあしらうなど
ディテールにもこだわりが。
たたきのレンガ風タイルとも
よくお似合いです。

そのまま廊下を進んで、

まずはLDKをチェック。
奥の引き戸を開け放つと
L字型になるリビングは、
2つの窓も相まってとっても開放的。
フレキシブルボードで仕上げた床の
モルタルのような質感もいいですね。

造作棚はテレビボードを兼ねていて、

引き戸を閉めると本棚が現れます。

テレビボードがキッチンの近くゆえ
ダイニングテーブルにソファを配して
リビングも兼ねるこのスタイル、
ぜひ真似したい。

おかげで空間をゆったりと
使うことができます。

ステンレスのワークトップが
かっこいいキッチンは、
裏に冷蔵庫も置ける
パントリーがあって

内側だってこんなにもすっきりと。

そして、こちらがL字型リビングの
奥に設えられた
小上がりのベッドスペース。
本棚の裏がベッドボードかなと
思ったのですがそうではなく、
白と赤に塗られた壁側の板がベッドボード。
この写真ではわかりづらいですが、
キングサイズのマットレスが置ける
広々としたベッドスペースなのです。

ふだんは引き戸を閉めず開放的に。

朝は東向きの2つの窓から
差し込む自然光が
やさしく目を覚ましてくれることでしょう。

バルコニーへ出れば、目の前に桜の木。
春にはお花見の特等席になるらしく、
毎年恒例、とっておきの楽しみになりそう。

玄関脇の個室は、
作業部屋や趣味の部屋にどうぞ。
壁に設置された大きな有孔ボードに
好きなものをたくさん引っ掛けて。

パントリーとの間に内窓があり、
リビングの窓を開ければ
ここまで風が通ります。

ほら、パントリーの奥に
内窓があるの、わかるかな？
ちなみに、パントリーの隣は
玄関へつづく扉、その隣の開口は
ウォークインクローゼットです。

サニタリーは
ビビッドなイエローの扉がアクセント。
扉を開けると…

トイレでした。
飾り棚、上部棚が設置された
ディテールがありがたい。

バスルームは追い焚き機能と
浴室乾燥機付き。
照明やシャワーヘッドなど
ひそかに凝ったデザインも
注目したいポイントです。

売主さんは2026年4月に海外転勤が決まり、
それに際して物件を売ることにしたそう。
引き渡し時期は2026年4月末日以降
になるとのことですよ。
そんな事情で市場に放たれた、
ゆくい堂さんプロデュースの
池尻大橋にあるお部屋。
憧れづくしの絵になる暮らしを
引き継ぎたい方、ぜひお問い合わせを！