角丸の大きな開口をくぐると、
壁に角丸のニッチがみっつ。
さらに腰高収納まで曲線を描く、
どこもかしこも丸みを帯びたお部屋。
床は直線的なタイルの目地が交差しますが、
あたたかなテラコッタカラーのおかげで
ふんわりした雰囲気に。

こもりたくなる洞窟感がある一方、
レトロフューチャーな感じもある。
いずれにしても
まろやかな空気に包まれて、
ここから動きたくないような…。

そんな居心地の良さを感じる
リノベルームが完成しました。
場所は、各線王子駅から徒歩3分。
改修工事を11月に終えたばかりの
ぴっかぴかで新しいお部屋です。

それでは順番に見てまいりましょう。
玄関扉を開けると、
そこはひろびろとした土間。
きっと新築っぽい匂いがするんだろうな。
大きな可動棚には、靴以外にもいろいろ
収納したり、飾ったりできそうです。

ここからテラコッタタイルの廊下を
ずんずんと進みますと、

途中にキッチン。
白で統一されて清潔感があります。
アイアンバーや可動棚など
収納に役立つアイテムが
しっかり備わっているのがうれしい。

木枠の開口をくぐった先は…

テラコッタと角丸が織りなす
約10帖のくつろぎスペース！
ひと目見ただけで、
どこに何を置くか
どこでどう過ごすか
考えたくなってしまいます。
右のニッチは本棚にして、
その前に食事用のテーブルを。

真ん中のニッチはテレビを置いて、
それから絵かポスターも飾りたい。
テレビを置かない場合は
作業台になってくれそうですね。
向かいに二人掛けソファを置けば
ここがいちばん長い時間を過ごす
スペースになるはず。

左端のニッチはベッドスペース。
ひとつづきの空間ではありますが、
腰高の収納がゾーニングの役割も
兼ねてくれています。

ほら、ここに寝転べば
隣のスペースは見えないでしょ？
仰臥したまま手が届く位置に
スイッチプレートがあるのも感動！
ありがたや〜。

奥に見える角丸の開口の隣は、

ウォークインクローゼットでした。
しっかりした広さがあるので
お洋服はすべてここへ。
入口にカーテンをかければ
生活感を隠しておけますよ。

つづいて玄関へ戻って、
サニタリーをチェック。
かわいらしい木の扉を開けて
アクセスします。

洗面兼脱衣所は
キッチンと同じく白で統一。
コンパクトな洗面台に丸いミラー、
トイレに可動収納と、
必要な設備が必要な場所に
きゅっと収まっている感じが好ましい。
壁のラフな表情も良いですね。

やはり白で統一された浴室も
ぴっかぴかの新品！
シミひとつない美しさで、
毎日のバスタイムが
楽しみになりそうです。

ニッチの隅から隅まで、
空間の隅から隅まで、
好きなもので埋め尽くして。
あれこれ置いたり飾ったりしても
すべて受け入れてくるだろうし、
きっとうっとりするほど絵になる。
居心地の良さに加えて
包容力の高さも感じるお部屋で
こっくりまろやかな時間を
過ごしてみてはいかがでしょうか。