なんなんでしょう、このかわゆさは。 ウッドデッキに青いタイルの平屋です。 昔ながらの日本家屋に ウッドデッキを添えると こんなにも、かわいくなるんだ！

間取りは4K。 図面の「バルコニー」は ウッドデッキのことです。 ひと部屋分くらいの広さが ありますね。うれしいな。 真ん中のお部屋は、戸を開けて 大広間としても使えるとのこと。

百聞は一見にしかず ご覧くださいませ、この解放感。

飴色のフローリングが 外の光を反射して、 輝いていますね。 欄間の意匠も細やかですばらしい。

和洋折衷のバランスが 絶妙じゃないですか。

ここなら和洋どちらのテイストの 家具でも似合いそう。

床の間に横板張りの壁とは モダンですね。 季節の花や掛け軸を飾って 従来の使い方をするのもよいですし、 クッションソファーや本棚を置いて、 ヌック的にカスタマイズするのも いいな。

お部屋の周りの廊下は、広縁のように 使えそうです。 これは、背の低い藤のイスと ガラス天板の小テーブルを置いて…。 そう、旅館のあのスペースを再現したくなりますね。

ウッドデッキに出てみましょう。 うふふ、やっぱり、広いなあ。

しかも見事なお山ビュー！

こちらはキッチン横のお部屋にある ウッドデッキ。

離れて見てみると、このようになっています。

ちなみに家の前にある 駐車場はとても広くて、 縦列駐車すれば10台以上、 停められそうとのことです。 もうこれは、ちょっとした運動場かも…。

友だちを呼んでウッドデッキで バーベキューも憧れます。 あとは…そうだなあ、 ひなたぼっこをしたり、 夕焼けを眺めながらビールを飲んだり… やりたいことが次から次に浮かんじゃう。

屋根があるので、雨だれの音を 聴きながら、外を眺めて アンニュイに浸るのもいいなあ。

雨で冷えたら温かいコーヒーでも 淹れましょうか。 キッチンは上下に収納がたっぷり。 ちょっと懐かしい気持ちになる おもむき。

「昭和レトロ　ポップ　食器棚」で 検索すると出てくる家具が、ぴったり はまりそうな予感がします。 アデリアのコップを並べたいな。

キッチンと広間の間は廊下。 突き当りに、水回りが集まっています。

脱衣所を兼ねた洗面室は なかなかの広さ。

洗面台のとなりには、洗濯機置き場も ありますよ。

バスルームも広いですね。 リフォームもされていて清潔感があります。 グレーとブラックでクールな印象です。

バスルームの対面にはトイレ。 洗浄便座つきです。

トイレの横の奥は、小さなお部屋に なっています。

いま一度、間取り図を確認。 はい、こちら、4帖の洋室なんです。

位置的に、洗剤のストックや 生活用品を置くクロークや ファミリークローゼットにすると 便利そう。居間と離れているので 書斎やワークスペースにするのも 集中できて、いいかもしれませんね。

物件のある君津市は房総半島の ほぼ真ん中に位置し、 東京湾アクアラインを使うと 都心から1時間ほど。

近くにある養老渓谷は「房総の奥座敷」と 呼ばれ、滝やハイキングコースがあり、 温泉や渓流釣り、バス釣り、 バイクや自転車のツーリングなどなど… 楽しみに事欠きません。

春は深緑、秋は紅葉と 自然も豊かな地域。

賃貸住宅なので、田舎暮らしに チャレンジしてみたい方や 二拠点生活の足がかりにもぴったり。

広くて、かわいい平屋で のんびり暮らしを楽しんでくださいね。

文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link