お部屋を一見して
まず目に飛び込んでくるのは
床の美しいヘリンボーン柄。
しかもキッチンはブリックタイル、
居室スペースは艷やかな無垢材。
素材違いのヘリンボーンって…
こんなかわいい部屋、ある？

あるんです、西大井に。
リズムさんの「Brick」シリーズ
といえば、ブリックタイルの壁が
印象的なリノベーション空間。

だからね、いい意味で
予想を裏切られました。
玄関扉を開けると、
ヘリンボーン柄に敷き詰められた
ブリックタイルの床が
出迎えてくれるなんて！

そこから居室スペースまで伸びる、
ヘリンボーンのブリックタイルの床。

居室スペースに入ると、
L字型カウンター付きのキッチン、

途中で床材が切り替わり、
奥に7.3帖の空間が広がります。

ヘリンボーン床のお部屋って、
ふつうは白いクロスに合わせて
フランス風味を出すと思うんです。
でも、あえてそうしない。
駆体現しのラフな壁や
キッチン周りのブロックを合わせて
ユニセックスな空間に仕上げるのが
リズムさんの真骨頂。

キッチンだってかっこいい
ステンレスをチョイス。
めちゃくちゃ広い！ って
わけではないけれど、
2くちガスコンロに
それなりの作業スペースも。
難なく自炊できますよ。

そして、極めつけは
お部屋を引き締める黒のカウンター。
もちろんテーブル代わりになるという
実用性もちゃんとあります。
スツールを置いて、
日々の食事はここで。

いくらユニセックスに仕上げても
思わず目尻が下がってしまう
ヘリンボーンのフロアのかわいらしさよ。
ここに厳選したお気に入りの家具を
ぎゅうぎゅうと詰め込んだら
どうしたって絵になる。

たとえば窓際にベッド。
ベッドボードはなしにして、
マットレスだけでもいいな。
駆体現しの壁側には
植物をたくさん並べて。

それから、リーン・ロゼの
トーゴみたいな背の低いソファと
コーヒーテーブルを置いて、
壁に大きなポスターを飾れば
理想的なお部屋の完成。
そんな光景が簡単に思い浮かびませんか？

にやにやしながら
ヘリンボーンの床を玄関に向かって戻り、
黒い壁に囲まれたサニタリーをチェック。

クラシカルな建具と
ゴールドのドアノブがたまりませんね…。

サニタリーは一転して
シンプルに振り切った空間。
洗面台とトイレが同室ですが、
空間にゆとりがあるので全然平気。
お掃除だけはこまめにしたいな。

お風呂はうれしいバスタブ付き。
これからの季節は
やっぱりお湯に浸かりたいもんね。

窓の外には小さなバルコニーまであって、
これ以上望むものは何もない。
そんな、ささやかだけれど
豊かな一人暮らしが叶うお部屋。
理想の空間を完成させたい！ と
巣づくり欲に駆られるワンルームって
そう多くない気がします。